「バガボンド」井上雄彦氏の巨大な宮本武蔵がラフォーレ原宿に登場!「この国には、底力がある。」
シネマトゥデイより(以下一部抜粋)>現在放映中の日清カップヌードルのCMで、漫画家・井上雄彦氏が代表作「バガボンド」の主人公である宮本武蔵を描いて話題になっているが、その絵が縦18.2メートル、横10.3メートルの巨大な絵となって1日よりラフォーレ原宿の壁面に掲げられている。
今年で発売から40周年を迎えたカップヌードル。人々に勇気と希望を届けたいという思いから、「この国には、底力がある。」というメッセージを込めたCMを制作。「強くあろうとする者」の象徴である宮本武蔵を、井上氏が黙々と描く姿を撮影したドキュメンタリータッチのCMが完成した。撮影のために、井上氏は12時間かけて宮本武蔵を描きおろしたそうで、真っ白なキャンバスに向かい合って黙々と筆を動かすその姿は、見守る撮影スタッフの心を圧倒し続けたのだという。ブログやツイッターでは、放映直後から「すごい!」「絵を見たい!」「少し勇気が湧いた」というコメントが飛び交い、メッセージが多くの人々の心に響いたことを物語っている。
井上氏といえば東日本大震災の発生直後に、被災者を勇気付けるために、ツイッターで「Smile」というイラストを発表しつづけたことは記憶に新しい。そのイラストは、復興支援ポータルサイトの認知を目的としたソフトバンクモバイルのCMで、人気バンド・BUMP OF CHICKEN ( バンプオブチキン )の楽曲とコラボレーションして放映されており、こちらも話題を呼んでいる。この日のラフォーレ前でも、多くの若者たちが足を止めて武蔵の絵を見上げており、若者(20代男性)の1人は「すごく迫力がある。何かあれば守ってくれそう」と絵に圧倒されていた様子だった。(肥沼和之)
井上雄彦氏による宮本武蔵の巨大イラストは、5月1日~5月7日までラフォーレ原宿の壁面に掲出