オリコンより(以下一部抜粋)

>俳優の小栗旬、長澤まさみが7日、都内で行われた映画『岳 -ガク-』初日舞台あいさつに出席した。長澤から叱咤されるシーンの撮影を振り返った小栗は、「あの日のまさみちゃんは最初からピリピリして怒ってた。石田(卓也)くんと2人で『怖いなー』って言ってました。本当に怖くて、あんなの初めて」と当時の心境を告白。小栗を怯えさせるほどの役作りを見せた長澤は「だって…、軽装で山に登ってくるのが悪いんですよ!」と、劇中のセリフを引き合いにコメントし、会場の笑いを誘った。

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 同作は北アルプスを舞台に、主人公・島崎三歩(小栗)ら山岳救助に携わる人々と登山者たちとの温かい交流や、救助現場で起こる命のドラマを描く。登山経験が「林間学校か遠足以来」という小栗は、あえて過酷な山登りやクライミングを繰り返して役作りに挑戦。会場いっぱいの客席へ向けて「デカいスクリーンで観てほしい“山”の映画ができました」と語りかけ、その出来栄えに自信をのぞかせた。

 小栗、長澤、石田のほかに佐々木蔵之介、渡部篤郎、片山修監督も舞台あいさつに出席。以前より山登りが趣味という渡部は「今回はあまり出られなかったので、次もあれば、ぜひよろしくお願いします」と早くも“続編登板”に意欲。また「ちょっと走るだけで体力を消耗しました。山はハードでした」と撮影の苦労を語った石田は、長澤、佐々木とともにヘリコプターで上空を40分以上旋回した際、乗り物酔いになったことを明かし「ずっと『気持ちわりー』って言ってましたね」と苦笑いした。

 舞台あいさつ終了後には、人気グループ・EXILEのパフォーマー、AKIRAとの熱愛が報じられた長澤に報道陣から質問が飛んだが、その声はバックに流されていた音楽に掻き消され、長澤は観客に笑顔を振りまきながら会場を後にした。


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