>『アイアンマン』シリーズ、『スパイダーマン』シリーズなどを生み出してきたマーベル・スタジオ初の3D作品『マイティ・ソー』(7月2日公開)のLAプレミアが現地時間5月2日、アカデミー賞が行われるコダック・シアター真向かいにあるエル・カピタンで行われた。
先行して行われたレッドカーペットには、世界各地から集まったマスコミは50台のテレビクルーをはじめとする200人、スターを一目見ようと集まっ た一般観客は1000人にも及んだ。全長400mのレッドカーペットには3mもある主人公ソーが被る金色の冠のオブジェもディスプレイされ、華やかな雰囲 気のなか、本作のスタッフ、キャストが登場。ハリウッドデビューとなる浅野忠信は、本場のレッドカーペット初体験となった。
映画の聖地であるハリウッドの中心に立った浅野の第一声は「こんな華やかな所に来られて嬉しい、今まで頑張ってきた結果がここに至るんだなあと思う と、感無量です」と喜びの声を上げた。ソーのガーディアンである三銃士の一人、ホーガンを演じる浅野は、本作について「自分が出ていることを抜きにして も、ヒーローがメチャメチャ強いです。男心をくすぐる作品です」と紹介し、3D作品初出演にも興奮しているようだ。その浅野の起用理由をケネス・ブラナー 監督は「彼はホーガンという役に冷酷さ、戦士らしさ、知性をもたらすことができたし、技術、映画俳優としての存在感、カリスマ性もそろっているんだ。ク ローズアップで撮っても映えるしね」と評価している。
ハリウッドへのチャレンジに浅野は「良いスタートになりました。場の空気感を感じられたことが財産だと思います。このチャンスを駄目にしないようステップアップしたいです」と、さらなる飛躍を誓った。