夕刊フジ
より(以下一部抜粋)
>交際していた会社員の女性(50)を脅し、復縁を迫ったとして警視庁原宿署に強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕されたロックンローラー、内田裕也容疑者(71)。会見を開いた別居中の妻で女優の樹木希林(68)は“不肖の亭主”を痛烈に批判しながら、被害者に「(悪事を)さらしていただいて逆にありがたかった」と感謝するなど、見事な尻拭いをしてみせた。
内田容疑者が逮捕された13日で偶然終わったCMがある。
夫婦初共演で話題を呼んだ結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで、樹木が「結婚のいいことってなんでしょうね」と聞くと、袴姿にサングラスの内田容疑者が「ノーコメント」、あるいは「ロックンロール!」と煙に巻く掛け合いが絶妙だった。
逮捕を受け都内の自宅で会見した樹木は「CMの中で夫婦がうまくいっているとは言ってない。ウソはついてないので助かりました」と苦笑した。
樹木は「私からは頭をさげません。本人に下げてもらいます」と夫の悪事を一喝。1973年に結婚した樹木自身も、その1年半後から夫の暴力などが原因で別居生活に入ったことを明かした。
「若いころ、暴力は毎晩」と訴えつつ、「私も負けじと電話の受話器で夫の頭を殴った」などと、報道陣の笑いを誘う場面も。女性トラブルについて、「これまで交際してきた女性は、みんな黙っていた」。
今回は被害女性が原宿署に相談して発覚した。逮捕について「そのほうが内田のためになる。(被害を)さらしてくれて逆に、ありがたい」と表情を変えずに語った。
その一方で、“擁護”ともとれる発言も。
被害者について、内田容疑者のマネジャーから聞いた話として、「スチュワーデス(客室乗務員)の女性で、彼女が以前に付き合っていた人に相当貢いでいた。お金を返してくれないと内田に相談したら『どうにかしてやる』と言って、お金を返させた。そこから(交際へ)発展したらしい」と、夫の“良い面”をフォロー。
さらに、内田容疑者は6日に被災地の宮城県石巻市を慰問しているが、「被害の惨状をみてうつ病になったと聞いている。そのことを受け入れてほしくて、女性に迫ったのでは」「夫だけを奈落の底に落とすことはできない」と、かばうそぶりもあった。
2人をよく知る芸能リポーターが言う。
「“人生はロックンロール”が信条で奔放な裕也は、何度も離婚をしたがって、実際に離婚届を出したこともあった。しかし樹木が先回りして離婚届の不受理申出書を出したり、家庭裁判所に無効を訴えたり、と切っても切れない縁なのです」
30年以上別居状態にあり、「来世は会いたくない」という樹木だが、そこには常人にはうかがい知れぬ“奇妙な夫婦愛”があるようだ。
>交際していた会社員の女性(50)を脅し、復縁を迫ったとして警視庁原宿署に強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕されたロックンローラー、内田裕也容疑者(71)。会見を開いた別居中の妻で女優の樹木希林(68)は“不肖の亭主”を痛烈に批判しながら、被害者に「(悪事を)さらしていただいて逆にありがたかった」と感謝するなど、見事な尻拭いをしてみせた。
内田容疑者が逮捕された13日で偶然終わったCMがある。
夫婦初共演で話題を呼んだ結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで、樹木が「結婚のいいことってなんでしょうね」と聞くと、袴姿にサングラスの内田容疑者が「ノーコメント」、あるいは「ロックンロール!」と煙に巻く掛け合いが絶妙だった。
逮捕を受け都内の自宅で会見した樹木は「CMの中で夫婦がうまくいっているとは言ってない。ウソはついてないので助かりました」と苦笑した。
樹木は「私からは頭をさげません。本人に下げてもらいます」と夫の悪事を一喝。1973年に結婚した樹木自身も、その1年半後から夫の暴力などが原因で別居生活に入ったことを明かした。
「若いころ、暴力は毎晩」と訴えつつ、「私も負けじと電話の受話器で夫の頭を殴った」などと、報道陣の笑いを誘う場面も。女性トラブルについて、「これまで交際してきた女性は、みんな黙っていた」。
今回は被害女性が原宿署に相談して発覚した。逮捕について「そのほうが内田のためになる。(被害を)さらしてくれて逆に、ありがたい」と表情を変えずに語った。
その一方で、“擁護”ともとれる発言も。
被害者について、内田容疑者のマネジャーから聞いた話として、「スチュワーデス(客室乗務員)の女性で、彼女が以前に付き合っていた人に相当貢いでいた。お金を返してくれないと内田に相談したら『どうにかしてやる』と言って、お金を返させた。そこから(交際へ)発展したらしい」と、夫の“良い面”をフォロー。
さらに、内田容疑者は6日に被災地の宮城県石巻市を慰問しているが、「被害の惨状をみてうつ病になったと聞いている。そのことを受け入れてほしくて、女性に迫ったのでは」「夫だけを奈落の底に落とすことはできない」と、かばうそぶりもあった。
2人をよく知る芸能リポーターが言う。
「“人生はロックンロール”が信条で奔放な裕也は、何度も離婚をしたがって、実際に離婚届を出したこともあった。しかし樹木が先回りして離婚届の不受理申出書を出したり、家庭裁判所に無効を訴えたり、と切っても切れない縁なのです」
30年以上別居状態にあり、「来世は会いたくない」という樹木だが、そこには常人にはうかがい知れぬ“奇妙な夫婦愛”があるようだ。