オリコンより(以下一部抜粋)

女優の水川あさみが14日、主演の竹野内豊と夫婦役を演じた映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の公開初日舞台あいさつを都内で行った。新婚なのに倦怠期の大木夫妻に地獄ツアーを勧める女占い師を演じた樹木希林、旅行ガイド・但馬役の片桐はいりの熱の入った芝居を水川は「“勝手に3D”みたいだった!」と一言。大先輩の演技を目の当たりにし「迫力に圧倒されるし、声のボリュームもすごいし、一つも見逃すまいと。いい経験になりました」と感銘を受けたという。

【写真】水川あさみ、美脚がキラリ

 作家・前田司郎の同名小説を映画化。長い同棲生活を経て結婚した新婚なのに倦怠期なカップルが、ひょんなことから“地獄”に1泊2日の新婚旅行へ。道中、個性的な人々と出会い、失いかけた愛や笑顔を取り戻していくというハートフル・ヒューマンコメディ。水川は、地獄で出会うさまざまなキャラクターに終始笑いっぱなしだったという。

 竹野内も、地獄にあるホテルの日本人客担当の接客係を演じた荒川良々の“餌食”に。荒川が芝居で共演者を笑わせようと奮闘した結果、何テイクもの撮影に及んだが、竹野内は「絶対笑わないようにしてたんですけど、我慢できなくてさすがに負けちゃいました」。無事に公開初日を迎え、上映後に満席の客席を見渡すと「ちょっとドキドキしてるけど、こんなにたくさんの人に観てもらえてたいへん嬉しく思います」と、本田隆一監督らと感謝していた。