[映画.com ニュース] より(以下一部抜粋)
>米俳優メル・ギブソン の主演作「EDGE OF DARKNESS(原題)」の邦題が、「復讐捜査線 」に決定。「サイン 」(2002)以来、約9年ぶりの主演作が、7月30日から全国で公開されることになった。
ギブソンが、長い時間をかけ無数の候補から厳選した同作は、英テレビドラマ史上最高傑作の呼び声も高い、85年製作のミニシリーズ「刑事ロニー・クレイブン」のリメイク。同シリーズを手がけたマーティン・キャンベル 監督が、今回もメガホンをとる。「マスク・オブ・ゾロ 」「007 カジノロワイヤル」などハリウッドでの地位を確立したキャンベル監督が、自らの出世作をセルフ・リメイクする意欲作だ。
ギブソンが演じるのは、ボストン警察殺人課のベテラン刑事トーマス・クレイブン。自宅の玄関で、最愛の娘を目の前で射殺されてしまう悲劇に見舞われ、独自に捜査を開始するという役どころ。当初はクレイブンに恨みを持つ者の犯行と見られていたが、娘の勤務する軍需企業の犯罪的行為と国家の安全保障にまで影響を及ぼす巨大な陰謀が明るみになってくる。
ストーリーの途中から、クレイブンは復しゅうの鬼と化す。真実を暴露しようとした娘が謀殺され、さらに捜査を妨害すべく命まで狙われたため、誰もその暴走を止められない。事件関係者を徹底して追い詰め、黒幕である軍需企業のトップへと迫るさまは上質なアクション・サスペンスといえる。
「復讐捜査線 」は、7月30日から全国で公開。