ぴあ映画生活より(以下一部抜粋)
>J.J.エイブラムスが17日、インターネット電話サービス「Skype(スカイプ)」を利用した日本向けの記者会見を実施。公開を6月に控えながら、い まだその全貌が明らかになっていない監督最新作『SUPER8/スーパーエイト』について語ったほか、厳重なセキュリティーチェックの下、約22分の特別 フッテージを先行披露した。
その他の写真
同作は海外ドラマ『LOST』シリーズや『M:i:III』『スター・トレック』で辣腕を振るったヒットメイカー、エイブラムスが、映画界の巨匠スティー ブン・スピルバーグ(製作)と初タッグを組んだ極秘プロジェクト。自身がプロデュースした『クローバーフィールド/HAKAISHA』を超える徹底した情 報規制を敷き、現在は本編完成に向けた編集段階にあるという。そのため、以前から切望していたエイブラムス本人の来日は叶わず、異例のスカイプ会見に踏み 切ることになった。
「SF的な見せ場もあるが、それ以上にロマンチックなアイデアとエモーショナルな物語が映画の核になっている」とエイブラムス。舞台は1979年、オハイ オの片田舎。8ミリカメラで映画撮影に興じる少年たちが偶然、米軍の貨物列車の衝突事故に遭遇する。列車に積まれていたのは、国家が極秘にしなければいけ ない“何か”。やがて周囲で不可解な現象が起こり始め、少年たちは真実を探ろうと決意するが、8ミリカメラの存在に気付いた米軍も事態収束に動き出 し……。エイブラムス自身が『未知との遭遇』『E.T.』といったスピルバーグ作品へオマージュを捧げたと認めているだけに、“何か”の正体が地球外生命 体である可能性は極めて高い。また、エイブラムスと同じように、多感な少年時代をスピルバーグ作品とともに過ごした大人世代のハートをつかむ作品になりそ うだ。
「きっと僕らの世代(30代~40代)が見れば、甘くノスタルジックな気持ちになるだろうね。もちろん、今の子どもたちや若い人たちにも楽しんでもらえる はず。年齢を問わず、充実した時間と大きな感動を共有できる作品だよ」とアピールにも熱が入る。憧れの存在であるスピルバーグとの共同作業を「とても光栄 だし、すばらしい経験。彼は真のコラボレーターであり、最高のプロデューサーさ。もちろん映画史に残る人物との仕事は、シュールな気持ちでもあったけど ね」と振り返る姿は劇中の“映画少年”そのものだ。
SF、ロマンス、コメディ、人間ドラマ。さまざまな要素が「まるでカクテルのように」(エイブラムス)混ざり合って、どこか懐かしく、そして未知なる感動 体験を期待させる『SUPER8/スーパーエイト』。エイブラムス自身「ある事件を通して、不幸を乗り越え、より幸せになろうとする人間の姿を描いてい る。テーマは“セカンドチャンス”なんだ。愛すべき要素をすべてこめたと言っても過言じゃないし、誰よりも映画の完成を待ち望んでいるのは僕なんだ」と興 奮を抑えきれない様子だ。そして「今回の震災で大変な思いをしている人がたくさんいると思いますが、日本が復興することを信じ、祈っています。僕自身、日 本は大好きだし、また日本に行きたいと思っているよ」と日本にエールを送ってくれた。
『SUPER8/スーパーエイト』
6月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
>J.J.エイブラムスが17日、インターネット電話サービス「Skype(スカイプ)」を利用した日本向けの記者会見を実施。公開を6月に控えながら、い まだその全貌が明らかになっていない監督最新作『SUPER8/スーパーエイト』について語ったほか、厳重なセキュリティーチェックの下、約22分の特別 フッテージを先行披露した。
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同作は海外ドラマ『LOST』シリーズや『M:i:III』『スター・トレック』で辣腕を振るったヒットメイカー、エイブラムスが、映画界の巨匠スティー ブン・スピルバーグ(製作)と初タッグを組んだ極秘プロジェクト。自身がプロデュースした『クローバーフィールド/HAKAISHA』を超える徹底した情 報規制を敷き、現在は本編完成に向けた編集段階にあるという。そのため、以前から切望していたエイブラムス本人の来日は叶わず、異例のスカイプ会見に踏み 切ることになった。
「SF的な見せ場もあるが、それ以上にロマンチックなアイデアとエモーショナルな物語が映画の核になっている」とエイブラムス。舞台は1979年、オハイ オの片田舎。8ミリカメラで映画撮影に興じる少年たちが偶然、米軍の貨物列車の衝突事故に遭遇する。列車に積まれていたのは、国家が極秘にしなければいけ ない“何か”。やがて周囲で不可解な現象が起こり始め、少年たちは真実を探ろうと決意するが、8ミリカメラの存在に気付いた米軍も事態収束に動き出 し……。エイブラムス自身が『未知との遭遇』『E.T.』といったスピルバーグ作品へオマージュを捧げたと認めているだけに、“何か”の正体が地球外生命 体である可能性は極めて高い。また、エイブラムスと同じように、多感な少年時代をスピルバーグ作品とともに過ごした大人世代のハートをつかむ作品になりそ うだ。
「きっと僕らの世代(30代~40代)が見れば、甘くノスタルジックな気持ちになるだろうね。もちろん、今の子どもたちや若い人たちにも楽しんでもらえる はず。年齢を問わず、充実した時間と大きな感動を共有できる作品だよ」とアピールにも熱が入る。憧れの存在であるスピルバーグとの共同作業を「とても光栄 だし、すばらしい経験。彼は真のコラボレーターであり、最高のプロデューサーさ。もちろん映画史に残る人物との仕事は、シュールな気持ちでもあったけど ね」と振り返る姿は劇中の“映画少年”そのものだ。
SF、ロマンス、コメディ、人間ドラマ。さまざまな要素が「まるでカクテルのように」(エイブラムス)混ざり合って、どこか懐かしく、そして未知なる感動 体験を期待させる『SUPER8/スーパーエイト』。エイブラムス自身「ある事件を通して、不幸を乗り越え、より幸せになろうとする人間の姿を描いてい る。テーマは“セカンドチャンス”なんだ。愛すべき要素をすべてこめたと言っても過言じゃないし、誰よりも映画の完成を待ち望んでいるのは僕なんだ」と興 奮を抑えきれない様子だ。そして「今回の震災で大変な思いをしている人がたくさんいると思いますが、日本が復興することを信じ、祈っています。僕自身、日 本は大好きだし、また日本に行きたいと思っているよ」と日本にエールを送ってくれた。
『SUPER8/スーパーエイト』
6月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー