> 人気グループ・NEWSの加藤成亮、TOKIOの城島茂らが3日、東京・新宿区の東京グローブ座で舞台『6月のビターオレンジ』の公開ゲネプロを行っ た。実に15年ぶりの舞台出演となる城島は「演出のチェックを書き込んでたら、セリフ以上になって、台本が真っ黒」と苦笑い。主演の加藤に対し「後輩は恐 い。力つけてるから、負けちゃいけないなって思う」とライバル心を燃やした。

 とあることをきっかけにしばらく疎遠になっていた、何をやってもダメな兄(城島)と何でもできてしまう弟(加藤)が、「チチ ヤバシ スグカエレ」の電報で帰郷し、余命1ヶ月の父の再婚をめぐってさまざまな人間関係が絡み合っていくヒューマンコメディー。本番を目前に控え「万全です」と 自信たっぷりに語った座長の加藤は「バタバタと話が展開されて、飽きない作品。梅雨で、湿っぽくなる気持ちを弾け飛ばせたら」とアピールした。

 久しぶりの舞台で、台本にとことん向き合ったという城島は「早着替えが、TOKIOのコンサートよりも多い…」と嘆き節。そんな先輩を前に加藤は「15年ぶりを感じさせないくらい堂々としてますよ。急にアドリブもポンって出たりするし」と熱視線を送っていた。

 元宝塚トップスターの女優・朝海ひかるも出演する同舞台は、同所にてきょう3日(金)より26日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて7月1日(金)から7月6日(水)まで上演される。