向井理に頭をナデナデされた北川景子、大感激!恋人同士のように見つめ合う『パラダイス・キス』舞台あいさつ
シネマトゥデイより(以下一部抜粋)>4日、映画『パラダイス・キス』の初日舞台あいさつが丸の内ルーブルで行われ、主演の北川景子、向井理、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希、新城毅彦監督が登壇。途中、向井から青いバラの花束が贈られるサプライズに、北川は満面の笑みを浮かべて喜んだ。
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受験勉強に追われる平凡な女子高生が、ある出会いをきっかけにファッションモデルとしての道を歩み始める……。主人公・紫と自分を重なる部分が多いと役柄に感情移入していた北川は、メディアを通じて精力的に映画のプロモーション活動に力を入れた。
そして本日、全国公開初日を迎え、作品は制作側の手を離れファンの元へと旅立つ。そんな思いを心に秘めているかのように、壇上の北川は、普段のリラックスした表情とは違い、やや緊張の面持ちで「1日も早く皆さんにお届けしたいと思っていたので、今日が迎えられてうれしいです」と第一声。ファンから温かい拍手が巻き起こると、いつもの笑顔に戻り「マンガ原作は初めてで、しかもスタイルのよさが重要な要素を占める作品だったので、撮影中はダイエットなどして気を使いました」と当時を語る。
北川演じる紫を振り回すジョージ役を演じた向井だったが、普段の向井は「ジョージとは正反対」だと北川は言う。「ジョージは冷血な感じで、人を振り回すキャラですが、向井くんは最初から優しかったので、撮影中はずっと正反対だと思っていました」と打ち明けると、向井は役作りが上手くいかなかったのかと困惑するが「でも劇中の向井さんはジョージそのものでしたよ」と真意を語ると、向井は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
また、司会者から北川と紫はどうでしたか? と質問されると「違いますね、内面が……」と向井は即答。その答えに向井と北川は見つめ合い「最初は本当にこの二人で大丈夫かなって真剣に思いましたよ」とお互い同じ思いを抱いたことを明かし爆笑。さらに「これって楽屋で話すことだよね」とおどけていた。
そして舞台あいさつも終盤に差し掛かると、突然向井が壇上から立ち去ってしまう。隣の北川は呆然(ぼうぜん)。少しの沈黙があったあと、向井が青いバラの花束を持って再登場し、北川にプレゼントし、頭をナデナデするというサプライズが待っていた。花束を受け取った北川は「ずっとみんなと一緒にプロモーションとか頑張っていたのにわたしだけいいのかな」と恐縮しつつも、満面の笑みを浮かべ喜びを爆発させていた。
本作は、ファッション誌「Zipper」で連載され、人気を博した矢沢あいのコミックを、映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』の新城毅彦監督で実写映画化。平凡な女子高生が、ファッション業界で活躍することを夢見る専門学校生たちと出会い、いろいろなことに苦悩しながらも進む道を切り開いていく青春ストーリー。人気アパレルブランドが多数協賛しており、劇中のファッションも見どころだ。(磯部正和)
映画『パラダイス・キス』は全国公開中