シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 4日、銀座シネパトスで映画『くノ一忍法帖 影ノ月』の舞台あいさつが行われ、Gカップグラビアアイドルの森下悠里の衣装から横チチとふんどしがチラリと露出、会場に集まった男性陣をノックアウトした。またこの日は、林哲次プロデューサーのほか、阿部真里(元・矢吹春奈)、宮間梨佳らも、太ももがあらわになった、くノ一の衣装で登場した。

 今年は伝奇小説界の巨匠、山田風太郎の没後10年という節目の年となり、くノ一(女忍者)たちが生死をかけて繰り出す奇想天外な忍法の数々が描かれる『くノ一忍法帖』がついに現代によみがえることになった。『くノ一忍法帖』といえば、1960年代には倉本聰が脚本を担当した映画版のほか、1990年代のVシネマシリーズで8作ほど映像化されている人気シリーズ。特にVシネ版「くノ一忍法帖」では、女性の胸や股間などから、火炎や繭糸(けんし)、果ては波動砲までもが飛び出すなど、シリーズを重ねるごとにトンデモ忍法の度合いがパワーアップしていくさまも見どころ。ビデオレンタル店のドル箱シリーズとして多くの男性陣の支持を集めてきた。その人気シリーズを現在に復活させることについて林プロデューサーは「やはりバカバカしさには磨きをかけたいと思い、おっぱいと股技をどのようなものにするか、ということに120%のエネルギーを注いでいます。まずはオープニングのおっぱい技で爆笑してください」とファンの期待を裏切らない作品であることをアピール。往年のビデオファンであろう観客が思わず歓声をあげる一幕もあった。

 くノ一の衣装に身を包んだ森下は「わたしは劇中で股技を使うんですが、今まで断り続けてきたM字開脚を解禁しました。(股に咲いた花から)花粉が飛び出て、その香りで相手の男性がメロメロになる、という技なんです。私も実際に使えたらいいですね」といたずらっぽく笑った。さらにセクシーなくノ一衣装はふんどしがポイントとのことで、「ふんどしといえば宮沢りえさんのイメージなんで、いつかやってみたいと思っていました。でも衣装を着るのは大変で、着させてもらうのに20分くらいかかるんです。でも着物みたいに細かくやっていただいて手が込んでいます。作品中にふんどしや横チチがチラチラと見えて、チラリズムが満載ですよ」と妖艶な笑みでくノ一姿をアピール。宮間も「わたしもふんどしなんですが、ここまガッツリ足が出るとは思わなかったんで恥ずかしい」と照れくさそうにコメント。そんな二人を見た阿部は「私は男っぽい格好だったので、華やかな衣装はうらやましい」とコメントしたが、「その衣装も露出していて、恥ずかしいのでは?」という質問にも、「もっと出したいくらい。わたしは露出狂なんです(笑)」と冗談交じりにアピール。会場の男性陣をメロメロにしていた。


 本作は、山田風太郎の伝奇忍者小説「忍法帖」シリーズを、最新の映像技術を駆使して現代によみがえらせたエロチック時代劇。原作の中でも人気が高い「忍者月影抄」にVFXを駆使し、倹約を強いる徳川吉宗と、派手な生活を好む尾張藩主・徳川宗春の確執に翻弄(ほんろう)されるくノ一たちの愛と使命を活写する。阿部、森下、宮間のほか、西野翔、水谷ケイ、亜紗美らセクシー女優たちの競演も注目だ。(取材・文:壬生智裕)


映画『くノ一忍法帖 影ノ月』は銀座シネパトスほかにて公開中


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