オリコンより(以下一部抜粋)

>公開中の『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマンが、初のダサ女役で出演し、プロデュースも手がけた映画『メタル ヘッド』(スペンサー・サッサー監督、6月25日公開)。映画を彩る音楽に、ロックバンド・メタリカの楽曲が使用されていることでも話題だが、映画での楽 曲使用を滅多に許可しないと言われている彼らが同作に限って、なぜ? その理由はジョセフ・ゴードン=レヴィット扮するヘヴィメタ男・ヘッシャーの姿に あった。

  ジョセフが不精ひげと伸びきった長髪で体現した“ヘッシャー”のキャラクターは、まさに1986年に不慮の事故により、24歳の若さで亡くなったメタリカ のベーシスト、クリフ・バートンをイメージしたもの。ヘッシャーのハチャメチャぶりは、常軌を逸したベースプレイとパフォーマンスで知られるクリフを彷彿 とさせる。

 そのことに感動したメンバーが、同作への全面的な支持と協力を表明。サッサー監督もクリフが参加した1作目~3作目を含む初 期のアルバム4枚から5曲を選曲した。その中にはベース・ソロの名曲「(Anesthesia) - Pulling Teeth」も含まれている。

 同作は、母の死から立ち直れない13歳の少年とその父、スーパーのレジ係として働く女性ニコール(ポートマン)ら、人生の目的を見失った人々が、謎のヘヴィメタル男ヘッシャーとの出会いによって、再び活力を取り戻す姿を描く。

Who killed Cock Robin?