映画.comより(以下一部抜粋)

映画を製作する際の元になる“プロット(あらすじや基礎的な枠組み)”を広く募集する、ユナイテッド・シネマ主催「シネマプロットコンペティション」が6月4日から始まる。6回目を迎える今回の審査委員長には、「川の底からこんにちは」の石井裕也監督が決定した。

石井裕也「あぜ道のダンディ」主題歌で初PV監督に挑戦

 ユナイテッド・シネマが主催する「第六回シネマプロットコンペティション2011」は、プロット=映画の元になるアイディアや基礎的なあらすじを、原稿 用紙1枚の400字から5枚の2000字までの範囲で募集するもの。完成された脚本のレベルで応募しなくても良いことから、映画製作を目指すプロ志向か ら、アイディアに満ちた映画ファンに至るまで、幅広く注目を集めているコンペティションだ。

 また、一般部門のSKIPシティ賞とアニメーション部門の最優秀作品は映像化されることが約束されており、過去5回行われてきたコンペティションでは、園田新監督の「ネムリバ」ほか4作品が劇場公開されている。

 石井監督は、「川の底からこんにちは」で数々の賞を受賞し、「あぜ道のダンディ」「ハラがコレなんで」と引っ張りだこの若手のホープ。審査員の顔ぶれもダブ、スターダスト・ピクチャーズ、アスミック・エースほか、実際に映画製作を手掛けるプロデューサーの面々が並ぶ。

 日ごろの「こんな映画があればいいのに……」というアイデアを現場のプロに披露するめったにないチャンスだ。締め切りは2011年8月31日(必着)。