オリコン
より(以下一部抜粋)
>女優の樹木希林が11日、都内で行われた映画『奇跡』の初日舞台あいさつに登場、のっけから是枝裕和監督に洗礼を浴びせた。起訴猶予処分で釈放された夫・内田裕也の話題には触れず、希林は「私みたいな役者は背景でもいい。私はいいけど、他の役者さんがさらっとし過ぎ。もっとアップのひとつ撮ってあげればいい。私がマネージャーなら文句言ってる」とこの日も希林節が冴え渡った。
両親の離婚で福岡と鹿児島に別れて暮らす小学生の兄弟が、九州新幹線開通の日に上りと下りの一番列車が行き交う瞬間に起きる奇跡を信じて、家族を取り戻すための計画を立てるストーリー。
希林は「3月12日に九州新幹線が開通する時、九州にいた。町中が新幹線開通に合わせて盛り上がってたけど、大震災で(祝賀ムードが)全部無くなってしまった。その姿を目の当たりにすると、寂しい始まりだった」と神妙な面持ちで語り始め「映画は、それと平行して作られて、日の目を見た。何かを感じていただけたら」と、同作の放つメッセージ性に期待を込めた。
希林との共演に漫才コンビ・まえだまえだの兄・前田航基は「マイペースで、おばあちゃんといると『もうリハーサルいいんじゃない?』って言って、ポンポンってスムーズにいった」と無邪気に報告。そんな“孫”に希林は「わりかし普段からうるさいんですよ。それじゃあダメだと。漫才でも間が大事なんだから」と説いたが、弟の旺志郎は「だってまだ子供やもん!」とツッコんで観客の笑いを誘っていた。その他、母親役の大塚寧々も出席した。
>女優の樹木希林が11日、都内で行われた映画『奇跡』の初日舞台あいさつに登場、のっけから是枝裕和監督に洗礼を浴びせた。起訴猶予処分で釈放された夫・内田裕也の話題には触れず、希林は「私みたいな役者は背景でもいい。私はいいけど、他の役者さんがさらっとし過ぎ。もっとアップのひとつ撮ってあげればいい。私がマネージャーなら文句言ってる」とこの日も希林節が冴え渡った。
両親の離婚で福岡と鹿児島に別れて暮らす小学生の兄弟が、九州新幹線開通の日に上りと下りの一番列車が行き交う瞬間に起きる奇跡を信じて、家族を取り戻すための計画を立てるストーリー。
希林は「3月12日に九州新幹線が開通する時、九州にいた。町中が新幹線開通に合わせて盛り上がってたけど、大震災で(祝賀ムードが)全部無くなってしまった。その姿を目の当たりにすると、寂しい始まりだった」と神妙な面持ちで語り始め「映画は、それと平行して作られて、日の目を見た。何かを感じていただけたら」と、同作の放つメッセージ性に期待を込めた。
希林との共演に漫才コンビ・まえだまえだの兄・前田航基は「マイペースで、おばあちゃんといると『もうリハーサルいいんじゃない?』って言って、ポンポンってスムーズにいった」と無邪気に報告。そんな“孫”に希林は「わりかし普段からうるさいんですよ。それじゃあダメだと。漫才でも間が大事なんだから」と説いたが、弟の旺志郎は「だってまだ子供やもん!」とツッコんで観客の笑いを誘っていた。その他、母親役の大塚寧々も出席した。