オリコンより(以下一部抜粋)
>青山真治監督の4年ぶりの長編映画『東京公園』(18日公開)に出演する俳優の三浦春馬がこのほどインタビューに応じ、同作の撮影中に味わった「役者をやっていてよかったと思えた瞬間」について語った。それは、同作の終盤で長セリフのあるシーン。本番一発で決めた三浦に、青山監督は思わず「素晴らしい!」と叫んだ。「その瞬間、本当に嬉しさがこみ上げてきたんです。それを奥歯で噛みしめていたら、目もウルウルしてきて…こういうことだよなって…」。些細なことかもしれないが、この一瞬が今後の三浦の役者人生を豊かなものに変えることにつながるかもしれない。
観る前にチェック!映画『東京公園』の予告編
今回、初めて組んだ青山監督には「言葉じゃなくて感覚で伝えるものなんですけど、そのひらめきがすごく気持ち良かった。演出もとても斬新でした」と心酔した。そんな監督からの「素晴らしい!」のひと言が、三浦には「監督の心からの叫びに聞こえた」という。
「自分のことをヨイショしてくれる人もとっても大切だと思いますけど、ちゃんと核心的な心の底からの本音を言ってくれる人って、本当に貴重な存在。最近、そういうことを感じることがなかったから。それは自分が相手の心に響く芝居をしていなかったからかもしれないけど、監督のあの言葉を聞けただけで、僕は役者をやっていてよかったなと思えたんです」。
同作は作家・小路幸也の同名小説が原作。主人公の光司(三浦)は、幼い頃に亡くした母の影響でカメラマンを目指し、東京の公園で家族写真を撮り続けている。ある日、一人の男から、ある女性(井川遥)を尾行し、写真を撮ってほしいと頼まれる。このことをきっかけに、光司は自分自身と、そばにいる女性たち、親友の元恋人で幼なじみの富永(榮倉奈々)や、親の再婚で義理の姉となった美咲(小西真奈美)との関係を見つめ直すことになる。
榮倉、小西、井川ら主役級の女優陣との共演も話題の同作。ハーレム状態に、三浦は「ドキドキもしたが、どこか落ち着く自分もいて、やっていて楽しかったですね」とまったく気負わない。劇中で「公園みたいな人」と言われる光司を「ゆったりと、包みこんであげることが出来る人が『公園みたいな人』なんじゃないかと考えました。芝居も相手のリズム、テンポに合わせることが出来れば」としっかり捉え、丁寧に演じている。
今回、一眼レフカメラも一から学んだ。「面白かったですね、すごく。デジカメでなく、フィルムで撮るとまた違う。写真を続けるなら、風景を撮りたい。自分のセンスやアングルで遊べて楽しそうだから。人物を撮るのもうまいんじゃないかな、と過信しちゃっています」と笑って、愛嬌(あいきょう)をみせた。
>青山真治監督の4年ぶりの長編映画『東京公園』(18日公開)に出演する俳優の三浦春馬がこのほどインタビューに応じ、同作の撮影中に味わった「役者をやっていてよかったと思えた瞬間」について語った。それは、同作の終盤で長セリフのあるシーン。本番一発で決めた三浦に、青山監督は思わず「素晴らしい!」と叫んだ。「その瞬間、本当に嬉しさがこみ上げてきたんです。それを奥歯で噛みしめていたら、目もウルウルしてきて…こういうことだよなって…」。些細なことかもしれないが、この一瞬が今後の三浦の役者人生を豊かなものに変えることにつながるかもしれない。
観る前にチェック!映画『東京公園』の予告編
今回、初めて組んだ青山監督には「言葉じゃなくて感覚で伝えるものなんですけど、そのひらめきがすごく気持ち良かった。演出もとても斬新でした」と心酔した。そんな監督からの「素晴らしい!」のひと言が、三浦には「監督の心からの叫びに聞こえた」という。
「自分のことをヨイショしてくれる人もとっても大切だと思いますけど、ちゃんと核心的な心の底からの本音を言ってくれる人って、本当に貴重な存在。最近、そういうことを感じることがなかったから。それは自分が相手の心に響く芝居をしていなかったからかもしれないけど、監督のあの言葉を聞けただけで、僕は役者をやっていてよかったなと思えたんです」。
同作は作家・小路幸也の同名小説が原作。主人公の光司(三浦)は、幼い頃に亡くした母の影響でカメラマンを目指し、東京の公園で家族写真を撮り続けている。ある日、一人の男から、ある女性(井川遥)を尾行し、写真を撮ってほしいと頼まれる。このことをきっかけに、光司は自分自身と、そばにいる女性たち、親友の元恋人で幼なじみの富永(榮倉奈々)や、親の再婚で義理の姉となった美咲(小西真奈美)との関係を見つめ直すことになる。
榮倉、小西、井川ら主役級の女優陣との共演も話題の同作。ハーレム状態に、三浦は「ドキドキもしたが、どこか落ち着く自分もいて、やっていて楽しかったですね」とまったく気負わない。劇中で「公園みたいな人」と言われる光司を「ゆったりと、包みこんであげることが出来る人が『公園みたいな人』なんじゃないかと考えました。芝居も相手のリズム、テンポに合わせることが出来れば」としっかり捉え、丁寧に演じている。
今回、一眼レフカメラも一から学んだ。「面白かったですね、すごく。デジカメでなく、フィルムで撮るとまた違う。写真を続けるなら、風景を撮りたい。自分のセンスやアングルで遊べて楽しそうだから。人物を撮るのもうまいんじゃないかな、と過信しちゃっています」と笑って、愛嬌(あいきょう)をみせた。