シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>5月20日に公開されたジョニー・デップ主演の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のキャスト、スタッフの思いが込められた“パイレーツ横断幕”が、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方、宮城県仙台市にあるMOVIX仙台に届けられた。ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジェフリー・ラッシュ、ロブ・マーシャル監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーといった本作のキャスト、スタッフがメッセージをしたためた同横断幕。日本からも中田英寿、石橋貴明、西城秀樹、釈由美子、土屋アンナ、サッカー日本代表の長友佑都、岡崎慎司、長谷部誠、川島永嗣、福岡ソフトバンクホークスの内川聖一、アレックス・カブレラ、D.J.ホールトンなどが賛同、メッセージを寄せている。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』写真ギャラリー

 5月4日(現地時間)にアメリカで行われた日本メディア向け特別記者会見でジョニーが、「横断幕は、わたしたちとしばらく旅をして、海を渡ってロンドンやロシアへ行きます。そして、世界規模で日本を支援したいと思います。日本の皆さんは、素晴らしい文化と強い心を持った人々だと思うので、復興できると信じています」と語っていた同横断幕。USプレミア、ロシアプレミア、UKプレミアを経て5月19日に日本に到着し、日本各地からのメッセージも集め、6月17日、ついに仙台の地にたどり着いた。

 “パイレーツ横断幕”を受け取ったMOVIX仙台の劇場支配人は「こんなにたくさんの方々に応援してもらい、すごくうれしい!」と喜びをあらわにしたという。同横断幕は、MOVIX仙台に掲出された後、MOVIX利府、ワーナー・マイカル・シネマズ新石巻、ワーナー・マイカル・シネマズ名取エアリに掲出され、被災地へのエールを届けていく予定だ。(編集部・島村幸恵)

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は全国公開中