ぴあ映画生活より(以下一部抜粋)

>29日(金)から日本公開される映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』がひと足早く全米で公開され、3D映画の歴史を塗り替える成績で全米ランキング首位を獲得した。

『トランスフォーマー3』特別映像

大人気シリーズの最新作にして完結編となる本作は製作時から大きな話題を呼んできた。その熱は公開直前にさらに高まり、配給側は初日を予定より前倒して公 開することを決断。現地時間6月29日に全米4013館で封切られると、高いスクリーンアベレージを叩き出しながら好調に動員を伸ばし、初日からの5日間 で1億6212万ドルの成績を上げ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を抜いて今年最高のオープニング記録を樹立。さらに『アバター』のオープ ニング成績をも上回り、3D作品歴代最高のオープニングを飾った。

ちなみに米以外での成績も好調で、週末だけで全世界興収が2億1000万ドルを突破。その7割が3D上映によるものだ。確かに『アバター』公開時は3D映 画の認知が広がっておらず、単純に本作と『アバター』の数字だけを比較するのはフェアではない。しかし、『アバター』で3D映画の新時代を切り開いた ジェームズ・キャメロン氏こそが、本作を手がけたマイケル・ベイ監督に『トランスフォーマー』の新作を3Dで撮るべきだと説得した張本人であり、製作には 『アバター』の3D製作スタッフが参加。キャメロン氏は完成した映画の出来に太鼓判をおしている。ベイ監督も本作を「3Dで観るためにつくられた映画だ」 と公言しており、『アバター』以降、納得のいく3D映画に出会えなかった観客にとって、本作は“『アバター』の次の段階の3D映画”として認知されたので はないだろうか。

また本成績の発表と同時に全米公開前日にNYのタイムズスクエアで行われた本作のプレミアイベントの映像も公開された。本イベントには約2万人ものファン がつめかけ、ベイ監督、主演のシャイア・ラブーフ、ヒロイン役のロージー・ハンティントン=ホワイトリーらが参加。映像には最新作の完成を喜ぶ出演者たち の姿が記録されている。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
7月29日(金)公開



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