「ウルトラマン」の未発表台本が発見!中国を舞台にウルトラマンが活躍する内容で中国との合作も視野に

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>「ウルトラ」シリーズの脚本家として知られる佐々木守さんの未発表台本が石川県能美市の「佐々木守メモリアルルーム」が発見され、能美市立博物館にて今月30日から展示されることが明らかになった。発見された台本の1冊「ウルトラマン-遥かなる夢幻境へ翔べ-」は中国などを舞台にウルトラマンが活躍する話だという。

 今回発見されたのは「ウルトラマン-遥かなる夢幻境へ翔べ-」のほか、「ウルトラQ 怪獣協奏曲(モンスター・コンチェルト)」「元祖ウルトラマン 怪獣聖書」の計3冊。石川県能美市の根上勤労青少年ホームにある佐々木守メモリアルルームにて発見されたもので、どれも遺品として寄贈された。

 能美市立博物館の担当者によると、まだ調査中ではあるものの、「ウルトラマン-遥かなる夢幻境へ翔べ-」以外の2冊は改題され、別の作品として出ている可能性が高いという。「ウルトラQ 怪獣協奏曲(モンスター・コンチェルト)」にかんしては、内容こそ異なるものの、1990年に製作され佐々木さんが脚本を手掛けた映画『ウルトラQザ・ムービー 星の伝説』として発表されているとのことで、今回発見された台本は、極めて資料的価値も高いものといえそうだ。

 未発表台本「ウルトラマン-遥かなる夢幻境へ翔べ-」は、ウルトラマンが石川県や中国で活躍する物語であり、企画時には中国との合作も視野に入れられていたという作品。これら3冊の台本は、今月30日より能美市立博物館にて開催される特別展にて展示される予定となっている



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