オリコンより(以下一部抜粋)

>興行通信社による7月16日(土)・17日(日)の全国映画動員ランキングは、15日(金)公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が、土日2日間で88万697人を動員し、今年最高の成績で初登場首位を獲得した。初日3日間では動員119万7669人、興収17億6073万9450円を上げ、シリーズ4作目の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)で記録した110億円以来となる100億円突破は確実。最終興収200億円突破も期待できる好スタートを切った。

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 2001年に第1作が公開されて以来、シリーズ過去7作品の国内成績が863.5億円を突破している大ヒット・ファンタジー・シリーズの最終章となる同作は、シリーズ初の3D版が公開され、ハリーとヴォルデモートの戦いが決着を迎えるとともに、これまでの数々の謎が明らかになる。4375館で封切られた全米では、1億6855万ドルを突破し、『ダークナイト』(2008年)が持つ全米歴代週末3日間の最高記録(1億5841万ドル)を抜いて、全米歴代オープニング新記録を樹立した。

 2位は『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」』。2作品同日公開という邦画アニメ史上初の試みで、16日に全国351スクリーンで封切られ、土日祝の3日間成績は「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」が動員36万8793人、興収3億8620万1950円(興収構成比46.7%)、「ビクティニと白き英雄 レシラム」が動員42万347人、興収4億4010万4850円(同53.3%)。両作品合計で動員78万9140人、興収8億2630万6800円を記録、最終興収50億円を目指してヒット発進した。

 3位は、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』。全国457館で公開され、土日祝の3日間で動員44万5269人、興収5億8733万7400円を記録し、こちらも最終興収50億円超え確実の好スタートを切った。1963年の横浜を舞台に、少年少女の淡い恋模様と成長を描き出す同作は、『ゲド戦記』の宮崎吾朗監督、父・宮崎駿の企画・脚本の“親子タッグ”で、2世代にわたる青春の物語を紡いでいる。主人公の少女・海の声を長澤まさみ、少年・俊の声を岡田准一が演じている。すでに、韓国、香港、台湾での配給権契約を交わしたことも発表され、国内のみならず海外でも話題を集めそうだ


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