映画.comより(以下一部抜粋)

>日活が立ち上げた海外配給専門レーベル“THE SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)”が放つ4作品が7月23日、東京・銀座シネパトスで一斉公開され、その先陣を切るSFアクション「AVN エイリアンVSニンジャ」の初日舞台挨拶が行われた。

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 戦国時代を舞台に、伊賀の里近くに不時着した未確認飛行物体を織田軍の新手の武器だと勘違いした忍者たちと、謎の物体から現れたエイリアンと“異種格闘”バトルを描く。日本での劇場公開を前に、「ブラック・スワン」「シャッターアイランド」などで知られる大手映画製作会社Phoenix Picturesがリメイク権を獲得し、話題を集めている。

 メガホンをとった千葉誠治監督は「映画が仕上がって早々にアメリカでリメイクが決まったのは、すごくびっくりしてうれしかった」と満面の笑み。「リドリー・スコット監督の『エイリアン』と白木三平の世界観がガチンコで戦う姿を見てみたかった。やるからには『エイリアンVS.プレデター』よりも面白いものをと。世の中にはオマージュとかパロディとかが多くありますが、この映画には『ビバリーヒルズ青春白書』の部分があると思っています。そういうところも探しながら楽しんでいただけたら」と熱っぽくアピールしていた。

 主演を務める三元雅芸は「とんでもない設定に、アクションもてんこ盛り。僕自身、ずっとアクションをやりたかったので、念願がかなった」。女忍者を演じる肘井美佳も、「セクシーなアクションを心がけた。衣装も露出するのではなく、体のラインが見えるように意識した。笑ったり驚いたり、感情表現がしやすい映画なので、ぜひ大声を出して見てください」と自信をのぞかせた。舞台挨拶には土平ドンペイ、下村勇二(アクション監督)、鹿角剛司(VFXスーパーバイザー)も出席した。

 “THE SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)”は、アクション、バイオレンス、ホラー、コメディが融合する作品群を生み出したクリエイター、製作会社、配給会社が垣根を越え、世界の映画ファンに向けた日本映画を提供するために立ち上がったレーベル。同日から「AVN エイリアンVSニンジャ」をはじめ、「極道兵器」「デッドボール」「ヘルドライバー」の4作品が1日4回の上映スケジュールを分け合い、週ごとに時間を入れ替えていく形で上映される


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