映画.comより(以下一部抜粋)

> 2002年に公開された「地獄甲子園」の主演・坂口拓と山口雄大監督が再タッグを組んだ「デッドボール」の初日舞台挨拶が7月23日、東京・銀座シネパトスで行われた。日活が立ち上げた海外配給専門レーベル“THE SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)”が放つスプラッターコメディ。山口監督は「前回(「地獄甲子園」)にはスプラッターの要素がなかった。今回はやり残した分を思う存分やってやった」と自画自賛だった。

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 過去のトラウマから「二度と野球はしない」と誓った凶悪犯・野球ジュウベイが、生き別れた弟の居場所と引き換えに、収容された矯正施設の野球部に入部。爆弾、地雷、改造金属バットなど、なんでもありの極悪非道な野球バトルに身を投じる。「地獄甲子園」に引き続き、ジュウベイを演じた坂口は「大人になったジュウベイを意識した。本当にいかれた映画に仕上がった」とご満悦だ。

 また劇中には、韓国人に対する揶揄とも受け取れるシーンがあるといい「プチョンで上映したら、現地の人に『あれはどういうつもりなんだ』と迫られたことも。どの人種も平等にバカにしたんだと答えたら納得してくれた」(山口監督)。坂口も「雄大さんはとりあえず、人をバカにするから」と助け舟を出した。

 銀座シネパトスでは同作をはじめ、「AVN エイリアンVSニンジャ」「極道兵器」「ヘルドライバー」の4作品が1日4回の上映スケジュールを分け合い、週ごとに時間を入れ替えていく形で上映されている。

 山口監督は「極道兵器」に続き、この日、2度目の舞台挨拶。昼間からビールを飲んでいたといい、本人いわく「もうベロベロ」で、総合司会を務める井口昇監督に悪態をつくひと幕も。それでも「今後、『地獄甲子園』のキャストが総集合するイベントを行う予定。伊藤淳史(の出席)はたぶん無理だと思いますが……」とイベント告知に余念がなかった