映画.comより(以下一部抜粋)

>英歌手エイミー・ワインハウスさんが7月23日(現地時間)、英ロンドンの自宅で急死した。早すぎる死を悼む声と同時に、その享年27歳にまつわる符合が話題にのぼっている。

主題歌がボツになったエイミー・ワインハウス、「007/慰めの報酬」に報復

 過去に、ロック史に名前を残した偉大なロックスター、ミュージシャンの多くが27歳で他界しているためだ。通称「27クラブ」と呼ばれるその悲劇のクラブには、次のようなメンバーが顔をそろえる。

 ・ブライアン・ジョーンズ(ザ・ローリング・ストーンズ/1969年7月3日没)

 ・ジミ・ヘンドリックス(70年9月18日没)

 ・ジャニス・ジョプリン(70年10月4日没)

 ・ジム・モリソン(ドアーズ/71年7月3日没)

 ・ロン・マッカーナン(グレイトフル・デッド/73年3月8日没)

 ・カート・コバーン(ニルバーナ/94年4月5日没)

 ワインハウスさんの死因は現在調査中だが、薬物の過剰摂取(オーバードーズ)が原因である可能性が高いと報じられている。薬物やアルコールへの依存は、「27クラブ」のメンバーの死にも多かれ少なかれ関係している。

 ミュージシャンにつきまとう「27歳の呪い」「27歳のジンクス」はこれまでも話題になり、コバーンさんの自殺の際には、母親が「(息子が)バカげたク ラブに入ってしまった」と発言したことが報じられた。一方で、ロックの殿堂入りしたミュージシャンを対象にした場合、27歳で他界した人物の割合が必ずし も高いわけではないことがわかっている。

 ひとつ例を挙げるならば、32歳で死去したミュージシャンも同じぐらい多く、代表的なところではレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムさん、ザ・フーのキース・ムーンさんなどがいるという。