映画.comより(以下一部抜粋)

> 俳優の石田純一とタレントの椿姫彩菜が7月28日、映画「モールス」の公開を記念し、作品の舞台である雪に閉ざされた街と同じ環境を味わえる東京・銀座の「ICEBAR TOKYO」でトークイベントを行った。

【フォトギャラリー】石田純一らが登場したイベントの模様

 世界中で絶賛されたスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」をリメイクした同作。いじめられっ子の少年と秘密を抱えた少女のせつなくも美しい恋とともに、その出会いと時を同じくして街で発生する連続猟奇殺人事件の謎が描かれる。

 この日の会場内は氷点下5度で、報道陣の機材も凍りつきそうなほどの寒さだったが、椿姫は劇中の少女アビーと同様に裸足で登場。一方の石田は、「いつも どおり」の素足に革靴スタイル。震える椿姫の肩を石田がそっと抱え、これには椿姫も「キュンとしました」と笑顔をのぞかせた。

 ふたりは、思春期の主人公の純粋さとともに残酷な物語を絶賛。石田が「僕にとってはハッピーとは言えないエンディングでしたが、さわやかさがある」と話すと、椿姫も「見る人によって、エンディングはハッピーともバッドとも感じられると思います」とうなずいた。

 また石田は、これまでの恋愛を振り返り「壁はありましたね。今もあるかな……(笑)、薄い壁になりましたが」としみじみ。障壁を乗り越え50代で幸せを つかんだが、「『行っちゃえ!』と頭の中の計算を乗り越える瞬間が確かにあった」と振り返っていた。昨日入籍を発表した及川光博と檀れいに対しては、結婚 の“先輩”として「お互いを思いあって、大切にしてほしい」と祝福。さらに、「うちにも幸せの天使が来ないかな」と幸せのおすそ分けを願っていた。