Movie Walkerより(以下一部抜粋)
>姉弟が不思議な出来事に巻き込まれていく『ラビット・ホラー3D』(9月17日公開)が、本年度のヴェネチア映画祭オリゾンティ・ミッドナイトガラ部門に出品されることが決定した。
【写真】「ホラーなのにどこまでもファンタジックな清水崇のいびつな世界観が、イタリアの美島を震撼させる様を見届けたいです」と話す香川照之
『THE JUON 呪怨』(05)で日本のホラーで世界を震撼させ、既にハリウッド映画の新作も現在進行中の清水崇監督は、2009年の“最もクリエイティブな3D映画”を 選ぶ“プレミアム・ぺルソール 3-Dアワードセレモニー”で映画祭に初登場。翌年2010年には、3D映画部門にあたる“ヴェネチア3Dアワード”の審査委員長を務め、『戦慄迷宮 3D』(09)が招待作品として上映され、本作のフッテージもワールドプレミア上映された。今回で異例の3年連続のヴェネチアを体験することになった清水 監督は、自分自身でも驚きのようで、「ヴェネチアが世界初の3Dアワードを立ち上げた一昨年(2009年)、アナログ人間の僕がたまたま最初の3D映画を 作ったことも含め、何だか妙な縁を感じています。昨年、海岸沿いのレッドカーペットを歩いたへんてこなウサギが、今年は“家族の絆がもたらす恐怖”をお届 けします」と意欲たっぷりに語る。
今回の決定に、主演の満島ひかりは「まるで白昼夢のような、怖くて美しいこの作品が、世界中の人々の童心へ届くことを願い、『行ってらっしゃい』と胸を 張って送り出したいと思います」と喜び、共演の香川照之は「清水監督の脚本を最初に読んだ時は、『本当によくこんなことを思いつくなあ』と飽きれるほどの 異様なストーリーで、しかもそれがヴェネチアの空の下でお披露目されるとは、何という運命のいたずらかと思います」と、思わぬ展開に驚きを隠せないよう だ。
今回の招待については、映画祭ディレクターのマルコ・ミューラーから「本作について興味がある」と問い合わせがあったことが発端だった。プロデューサーは 「映画祭側からのアクションとしては非常に珍しいこと」と話しており、ヴェネチア国際映画祭での本作のフッテージ上映時から、既に数十ヶ国から配給権のオ ファーや問い合わせが殺到していることもわかっている。
>姉弟が不思議な出来事に巻き込まれていく『ラビット・ホラー3D』(9月17日公開)が、本年度のヴェネチア映画祭オリゾンティ・ミッドナイトガラ部門に出品されることが決定した。
【写真】「ホラーなのにどこまでもファンタジックな清水崇のいびつな世界観が、イタリアの美島を震撼させる様を見届けたいです」と話す香川照之
『THE JUON 呪怨』(05)で日本のホラーで世界を震撼させ、既にハリウッド映画の新作も現在進行中の清水崇監督は、2009年の“最もクリエイティブな3D映画”を 選ぶ“プレミアム・ぺルソール 3-Dアワードセレモニー”で映画祭に初登場。翌年2010年には、3D映画部門にあたる“ヴェネチア3Dアワード”の審査委員長を務め、『戦慄迷宮 3D』(09)が招待作品として上映され、本作のフッテージもワールドプレミア上映された。今回で異例の3年連続のヴェネチアを体験することになった清水 監督は、自分自身でも驚きのようで、「ヴェネチアが世界初の3Dアワードを立ち上げた一昨年(2009年)、アナログ人間の僕がたまたま最初の3D映画を 作ったことも含め、何だか妙な縁を感じています。昨年、海岸沿いのレッドカーペットを歩いたへんてこなウサギが、今年は“家族の絆がもたらす恐怖”をお届 けします」と意欲たっぷりに語る。
今回の決定に、主演の満島ひかりは「まるで白昼夢のような、怖くて美しいこの作品が、世界中の人々の童心へ届くことを願い、『行ってらっしゃい』と胸を 張って送り出したいと思います」と喜び、共演の香川照之は「清水監督の脚本を最初に読んだ時は、『本当によくこんなことを思いつくなあ』と飽きれるほどの 異様なストーリーで、しかもそれがヴェネチアの空の下でお披露目されるとは、何という運命のいたずらかと思います」と、思わぬ展開に驚きを隠せないよう だ。
今回の招待については、映画祭ディレクターのマルコ・ミューラーから「本作について興味がある」と問い合わせがあったことが発端だった。プロデューサーは 「映画祭側からのアクションとしては非常に珍しいこと」と話しており、ヴェネチア国際映画祭での本作のフッテージ上映時から、既に数十ヶ国から配給権のオ ファーや問い合わせが殺到していることもわかっている。