お笑いコンビ・うしろシティが映画初出演!名作ホラーをもじったコメディー「ミサリー」!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> お笑いコンビ・うしろシティが出演するコメディー映画『ミサリー』が9月18日に開催される「第4回したまち映画祭in 台東」の短編コンペティション部門「したまちコメディ大賞 2011」にてプレミア上映されることが明らかになった。同作は、松竹芸能の映像プロジェクト「松竹芸能×CREATORS」第1期作品として制作されたもので、監督を務めるのは映画『ライトノベルの楽しい書き方』の大森研一。キャシー・ベイツ出演のホラー映画『ミザリー』を大胆にパロディー化した爆笑必至の作品だ。

 「ミサリー」は、映像クリエイターと若手お笑い芸人がコラボしてショートムービーを制作する「松竹芸能×CREATORS」第1期作品で、うしろシティの金子学と阿諏訪泰義はこれが映画初出演。大森監督は、Berryz工房の須藤茉麻を主演にした映画『ライトノベルの楽しい書き方』でも人気急上昇中の声優・竹達彩奈をメインキャストに据えるなど、本職の俳優以外を起用する手腕には定評があり、本作のうしろシティも、コントとはまた一味違う魅力を発揮している。

 本作は、タイトルからもわかるように、名作とうたわれるホラー映画『ミザリー』をモチーフにしたコメディー映画。西田美歩演じる気性の荒い主婦“ミサリー”こと片瀬ミサが、融通の利かない宅配業者を自分の理想通りにしつけようと奮闘するさまを描いたスラップスティックだ。元ネタの『ミザリー』では、ベストセラー作家と熱狂的なファンの関係を描きながら、徐々に明らかになるファンの異常な心理が観る者の背筋をぞっとさせる作品だったが、そのシチュエーションを見事にパロディーとして昇華した本作は、うしろシティのキャラクターを生かした、にやにや笑いの止まらない佳品に仕上がっている。

 「したまちコメディ大賞 2011」の入選10作品のうちの1作品に選ばれた本作は9月18日に、ほかの入選作品などと共にプレミア上映され、グランプリを競う。審査員は「踊る大捜査線」の本広克行、笹野高史、いとうせいこう、製作プロデューサーの山田雅子が務める予定だ。(編集部・福田麗)

「したまちコメディ大賞 2011」は9月18日に浅草中映劇場にて開催