恋したビキニ美女はエイリアン!? ゆうばりファンタグランプリ『エイリアン・ビキニの侵略』公開決定!
シネマトゥデイ>「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門受賞作で、外国作品として初のグランプリに輝いた韓国映画、その名も『エイリアン・ビキニの侵略』の日本公開が決定した。
本作は、韓国期待の新鋭オ・ヨンドゥ監督によるセクシーSFコメディー。気弱でピュアな青年がとあるビキニ美女に恋をするが、彼女は宇宙から来たエイリ アン。男の大切なモノを狙うビキニ美女の誘惑や、侵略を阻止せんとする当局の追求から逃れ、地球の運命を守るため奮闘(ふんとう)する青年の姿を描く。コ メディー、アクション、そして愛など、すべてのエンターテインメント要素が詰まった作品になっており、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の審査員を務 めた林海象監督から、「確かにお金はかかってない作品だが、愛情と情熱は高いレベルでかかっている」と絶賛された。
結果、およそ35万円という超低予算で製作された本作は、同映画祭ファンタスティック・オフシアター・コンペティションのグランプリに選ばれ、オ・ヨン ドゥ監督は賞金200万円を獲得。外国作品では初受賞という快挙を達成し、映画『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督や、『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督など、毎年映画界の第一線で活躍する新鋭監督たちを生み出してきた同映画祭の歴史に名を刻んだ。
セクシーなビキニ美女がエイリアンだった! という荒唐無稽(むけい)な設定を、審査員の絶賛を呼ぶ見事なエンターテインメントに仕上げた本作。 『SUPER8/スーパーエイト』や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、そして『カウボーイ&エイリアン』など、並み居る超大作を押しのけ、 ある意味今年の宇宙人侵略もの映画の、最終兵器となりそうだ。
また、上映館のシアターN渋谷では、同日から『エイリアン・ビキニの侵略』にも負けない、ストレートでインパクトたっぷりのタイトルが注目の韓国映画 『人喰猪、公民館襲撃す!』をモーニング&レイトショー公開。タイトルの通り、巨大人食いイノシシの脅威にさらされる、ある山村の住人たちの恐怖とパニッ クを描く。エイリアンと人食いイノシシが、人類を侵略するさまを、両方楽しむのもいいかもしれない!?(編集部・入倉功一)
映画『エイリアン・ビキニの侵略』『人喰猪、公民館襲撃す!』は10月22日よりシアターN渋谷ほか全国順次公開