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>東京にある映画館・新宿武蔵野館で27日(土)公開の『レイン・オブ・アサシン』を皮切りに4本の香港映画が連続公開される。そこで劇場では4作すべてを制覇した観客を募るキャンペーン“香港アクション列伝BIG4@新宿武蔵野館”を実施する。

上映作品の写真

古くは『ザ・ミッション 非情の掟』でジョニー・トー作品の魅力を紹介し、最近では『イップ・マン 葉問』がロングランヒットを記録するなどアジア映画の魅力を伝えてきた新宿武蔵野館がこの秋、4作連続で香港の傑作アクション映画を公開する。『レイン・ オブ・アサシン』は、あのジョン・ウー監督が中国、韓国、台湾、香港のスター俳優を集めて撮りあげた武侠アクション大作。続いて公開される『レジェンド・ オブ・フィスト 怒りの鉄拳』で主演を務めるのは『イップ・マン』2部作で武蔵野館を沸かせた大スター、ドニー・イェンだ。さらに10月8日(土)からはジョニー・トーが 製作を務め、『ドッグ・バイ・ドッグ』のソイ・チェンが監督を務めたスリリングなサスペンス・アクション『アクシデント』が公開。そして、名匠ダンテ・ラ ム監督が描く緊迫感あふれるサスペンス『密告者』がトリを務める。

いずれの作品も香港だけでなく、世界各国の映画祭やファンから注目と高評価を集めた作品で「なぜ日本で一般公開されないのか?」という声が寄せられていた 作品ばかり。劇場では4作品共通のチラシを配布し、4作品すべての入場整理券を貼りつけて劇場に持参した全員に非売品のB2ポスター4枚セットをプレゼン トする。

新宿武蔵野館の支配人・小畑氏は「4作品12週間という異例のキャンペーンですが、繰り返し劇場に足を運んでくださる方が増えるとうれしい」と話し、「新 宿は映画館も多いので、他の劇場と差別化をはかりながら、特定のカラーやジャンルに固執することなく、3スクリーンがそれぞれ異なるカラーの作品を上映す ることで、いろんな映画に興味を持っていただけるような劇場にしていきたい」とコメントしている。

『レイン・オブ・アサシン』
8月27日(土)公開
『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』
9月17日(土)公開
『アクシデント』
10月8日(土)公開
『密告者』
10月29日(土)公開



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