世界的大ヒットドラマ「glee/グリー」が3D映画になって日本で公開決定!世界で72万人を動員したライブが上陸!

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>アメリカをはじめ世界で大人気のテレビドラマ「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」が3Dで映画化『glee/グリー ザ・コンサート3Dムービー』として日本でも公開されることが決定した。

 この『glee/グリー ザ・コンサート3Dムービー』は、もともと8月12日に全米で2週間の限定公開をすることが決まっていたが、日本でも ファンからの「ぜひ日本でも公開してほしい」という熱烈なラブコールがツイッターでも広がり、各方面から配給元の20世紀フォックスにも要望が相次いでい たという。


 今回映画化されるのは、その人気がテレビを飛び出してアメリカ、カナダ、アイルランド、イギリスをツアーした白熱のコンサートだ。2010年に動 員数約7万だったツアーは、今年約72万と約10倍にふくれあがっており、チケットを入手できないファンが続出していただけに世界中のファンが待ち望んで いた映画化といえる。3Dであることにより、まるでコンサートの最前列にいるかのような臨場感とキャストとの一体感が得られ、ある意味ライブコンサートと 映画の枠を超えた超映像体験ができる。


 「glee/グリー」はアメリカで2009年にスタートしたテレビドラマで、合唱部(グリークラブ)の生徒たちが60年代の往年のヒット曲やガガ やビヨンセなど現代のヒット曲までを圧倒的な歌唱力で歌い上げ、ティーンからその親の世代まで幅広い層の支持を獲得し、その人気はいまも拡大中だ。


 キャストはもともとブロードウェイで活躍する役者やプロのダンサーだが、「glee/グリー」の放送が始まった当初は、映画界やテレビ界では無名 といってもよく、誰もがかなり冒険的なドラマになると思っていた。実際、人気バンドのコールドプレイはあるエピソードで彼らの楽曲の使用を断ったというこ とがあり、後に彼らはこれに謝罪の声明を出しているほどだ。


 このドラマの魅力は、圧倒的な歌唱力で聞かせる数々のヒット曲だけでなく、合唱部(グリークラブ)のメンバーのように、自分をマイノリティーだと 思っている人々に元気を与えるテーマ。この物語が逆に多くの人の共感を集めエピソードを追うごとに視聴率はアップ。それだけではなく、サウンドトラックが 全米チャートの1位を飾り、テレビを飛び出しワールドツアーまで行われる社会現象となった。


 しかし、日本で「glee/グリー」の熱狂的ファンはいるが、アメリカやヨーロッパのような社会現象になっているかというと正直なところ否定せざ るを得ない。今回の映画化により、世界が熱狂した「glee/グリー」を一目だけでもと劇場に足を運ぶ人が増え、日本からのラブコールでアジアツアーが実 現する日が来ることを願いたい。


映画『glee/グリー ザ・コンサート3Dムービー』2011年9月23日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ほかで公開