まんたんウェブより(以下一部抜粋)

>女優の松下奈緒さん(26)主演で放送中のNHKドラマ10「胡桃の部屋」の視聴率が好調だ。16日放送の第4回「桃子の恋」の平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。10年3月30日から新設された同枠で歴代最高視聴率を獲得した鈴木京香さん主演の「セカンドバージン」最終回の11.5%に迫り、同枠3位の視聴率となった。

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 ドラマは、向田邦子さんの小説が原作。今年は向田さんの没後30年にあたり、同局で25年ぶりに向田さんの作品をドラマ化した。80年ごろの東京を舞台に、絵本の編集者をする桃子(松下さん)が、リストラで蒸発してしまった父の代わりに家族の幸せのため、奮闘する辛口ホームドラマ。夫の失踪をきっかけに、不安定になっていく母、夫の不倫に悩む姉、“玉の輿(こし)”を狙う妹、就職活動がうまくいかない弟……と、それぞれの悩みが明らかになり、桃子自身も妻子を持つ男性への思いに揺れていくという内容だ。

 同ドラマの視聴率は初回8.6%、第2回と第3回が7.6%、第4回で10.2%と推移。同枠2位の視聴率はセカンドバージンの第9回が獲得した11.0%となっている。また、4回までの平均視聴率は8.5%で、セカンドバージン全10回の平均視聴率8.6%に肉薄している。

 23日放送予定の第5回「裏切り」は、主人公・桃子が自らの恋をあきらめるが、半年後に母・綾乃(竹下景子さん)の秘密を知り、衝撃を受けるというストーリー。高橋練チーフプロデューサーは「向田ドラマらしく、今後も一筋縄では終わりません。竹下景子さん演じる(桃子の母)綾乃と(桃子の父の不倫相手)西田尚美さん演じる節子の本妻VS愛人ガチンコ対決や、原作では衝撃のラストとして描かれている両親の密会など、まだまだ紆余(うよ)曲折があります」とコメント。さらに原作にはない新たな展開が脚本家の篠崎絵里子さんによって描かれていることを明らかにしており、今後の展開は予断を許さず、第5回と最終話となる第6回でさらに数字を伸ばしそうだ。

 放送は総合テレビで毎週火曜午後10時~同48分