エレキギターの神様×天才×奇才ら共演にChar、小林克也も絶賛!「いい冥土の土産になった」
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)> 29日、音楽ムービー『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』のジャパンプレミア試写会が、六本木東京ミッドタウン内のビルボードライブ東京にて開催され、上映前に人気DJの小林克也、ロックギタリストのChar、映画コメンテーターのLiLiCo、放送作家の鈴木おさむが集い、一夜限りのトークセッションを繰り広げた。
映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』場面写真
ドキュメンタリー映画『不都合な真実』で第79回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞に輝いたデイヴィス・グッゲンハイム監督が、U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトの実像に迫るドキュメンタリーとなる本作。ギターの神様×天才×奇才と呼ばれる3人が自分たちの言葉で、自らのすべてを語るファン感涙の映画。「FUJI ROCK FESTIVAL'11」会場での深夜上映も話題となった。
まずは本作の字幕監修も手がけた小林が「1回、涙出たよ。何回かトリハダも」と素直な感想を吐露。さらに、「オープニングシーンはショックを受けるよ。ラストのセッションのシーンは打ち合わせ無しだし……」と次々と見どころを明かす。さらにインタビュー嫌いのジミーにインタビューしたときの話など貴重な体験も披露し、会場を喜ばせた。そして、最後には「70歳過ぎて、この映画(に出会えたこと)は、いい冥土の土産になった」と感嘆のコメント。
また日本が誇るカリスマ・ギタリストのCharは「ギタリストじゃないとわからない話や考えが随所に出てくる。世代の違う3人だけど、それぞれに志がはっきりあるんだよね。ギターを持った瞬間に自分の持ったすべてを吐き出していくんだ。自分のギターに魂乗っけて弾いている……」と自らもギタリストらしい深いコメントをし、観客をうなずかせていた。3人がいかに愛する楽器を手に入れ、いかに独自のサウンドやスタイルを築き、いかに栄光を勝ち取ったのかを目の当たりにして、「人生にはギターが必要だ」と改めて認識したようだ。
そして、脚本家としても活躍する鈴木は「編集も良くできていて、映画としても成立している」とコメント。LiLiCoは「音楽モノは飽きてしまうこともあるけれど、(本作には)ずっと夢中だった」と大興奮。子どものようにギターに夢中になる男たちの姿に感動したことを明かしていた。
本作はエレキギターの3世代におけるスーパースター、ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイトの実像と音楽に迫るドキュメンタリー。ペイジはロンドン、エッジはダブリン、ジャックはナッシュビルと、それぞれのルーツとなる場所を訪れ、いかに成功を勝ち取ったのかを明かす。世代の違う3人が互いを尊敬し、刺激を与え合う様は感動的。それぞれの光と影を浮かび上がらせるインタビューや貴重な過去の映像はもちろん、3人が初めて集い、ギターについて熱く語り合い、曲を教え合うジャム・セッションの場面が見どころ。
映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』は9月9日よりTOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショー