デイリースポーツ
より(以下一部抜粋)
> TOKIO・山口達也(39)が免許の更新を忘れ半年間無免許運転だった問題で、山口がCM出演する6つの企業・団体のうち2社が30日、CMの放送を 当面取りやめることを決めた。NHKのEテレ(教育テレビ)も31日に予定していたレギュラー番組の放送を中止するなど影響は波及。山口は同日、スポン サーなど関係各所を回り不祥事を謝罪した。またジャニーズ事務所は、全所属タレントに免許証有効期限の確認を徹底するよう通達を出した。
CMの当面中止を決めたのは「運転」がイメージに直結するヤマト運輸と富士重工業の2社。
ヤマト運輸のCMにはTOKIO全員で出演しており、以前のバージョンでは山口が運転している場面もあった。同社では「弊社のCMではドライバー役で出ていただいたことがあり、今回の事象は社会的影響が大きいと判断した」(広報)とした。
また山口が出演する先進運転支援システム「新型アイサイト」のCMを放送していた富士重工業では対応を検討中。「当面の処置」として、山口が出ていない 他の車種のCMに差し替えることを決めた。打ち切りの可能性もある。またホームページ上でのCM公開、店頭に置かれた山口のパネルなど販売促進グッズの使 用も中止するなど対応に追われた。
その他の企業、団体のCMは夏季限定だったため影響はないという。
NHKでは山口が司会を務めていたEテレ「Rの法則」の31日の放送と9月3日の再放送を見送ることを決定。再放送の別番組に差し替える。
民放各局は無免許運転発覚当日の29日(交通違反の取り締まりを受けたのは28日)に謝罪会見したことを評価し「社会的制裁は受けた」と全番組を予定通り放送する。
一方、山口は30日、各スポンサーなど関係各所への“おわび行脚”を行った。ジャニーズ事務所では「まず謝罪が最優先」と明言はしなかったが、今後山口への処分も検討される見通し。
また同事務所では29日の夜にマネジャーを事務所に緊急招集。運転免許を持つ全タレントの「運転免許証の有効期限の確認」を指示していたことも分かった。30日までに期限切れの人物はいなかったという。