デビューより(以下一部抜粋)

>俳優・向井理と松坂桃李が9月1日発売の『デ☆ビュー』10月号、表紙・巻頭インタビューに登場。9月23日も公開される映画『僕たちは世界を変えること ができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』の撮影エピソードや、柄本佑、窪田正孝を含めた出演者同士の関係についても語っている。

向井理と松坂桃李の共演写真。

 『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』は、当時医大生だった葉田甲太さんが体験した実話を基に映画化された作品で、日本のどこにでもいる平凡な大学生が、ふとしたきっかけ から関わることになったカンボジアの小学校建設活動を通じて、自分自身の生き方や社会を見つめなおそうとする青春ムービー。撮影は2010年10月に国内 でスタートし、11月には約3週間のカンボジアロケを敢行。カンボジアで、子供たちやHIV感染の現状、内戦の爪あとに絶句する素直なリアクションなど、 フィクションとドキュメンタリーが溶け合った演出で、新たなトゥルー・ストーリーを描き出している。

 同誌インタビューで、向井は「僕ら“ここからはドキュメンタリー”“ここからは芝居で”って決めてやっていたわけではなくて、ただ、そこにいることが大 事な作品だと思ってやっていたんですね。何も考えずに、目の前で起こることにリアクションしていくという作品だったから。モニターで観ることもなく、どこ からどういう画を撮っているのかもわからなかったので、完成した映画を観て初めて、“ああ、こういう風に撮ってたんだ”というのがわかった。本当に、いろ んな思い出が詰まった作品です」と今回の撮影を振り返った。

 また、今回の撮影が初の海外だったという松坂は「正直、ワクワクしてました(笑)。海外で映画撮るなんて、カッコイイな!って。お金を変えたりするのも 僕にとっては新鮮で、僕の中では、そこから海外の撮影がスタートしてた(笑)。でも実際行った初日は、とにかく怖くて。初日はホテルから一歩も出られな かった。でも、歴史や国について知っていくにつれて、慣れていったというか。撮影が終わって、帰国する日の朝には、ひとりでアンコールワットを見に行った りしてましたね」と初海外ロケを楽しんだ様子。

 カンボジアロケでは、向井、松坂と共演者の柄本佑、窪田正孝の4人は、ほとんどの時間を一緒に過ごしたことで、絆も深まったらしく「大学のサークルメン バーのように生活してたので、本当に全部がおもしろくて。象の毛って、結構チクチクするんだなとか。遺跡とかも、お互い連絡取り合って、アンコールワット の前に集合したりしてね(笑)」と共演者とのエピソードもたっぷりと語ってくれた。

 そのほか、お互いの印象や、実はこんなシーンも撮影してた…というような撮影ウラ話などを余すことなく語ってくれたふたり。さらに、同映画で共演している、柄本と窪田のインタビューも掲載! 『デ☆ビュー』10月号は、9月1日(木)全国書店で発売中。

≪クレジット≫
撮影/【向井・松坂】宮坂浩見、【柄本】mika(f-me)、【窪田】増田 慶 取材・文/根岸聖子 ヘアメイク/【向井】晋一朗(Tatanca)、【松坂】KAKUOMI(メーキャップルーム)、【柄本】板谷博美、【窪田】大波彰宏(ZACC) スタイリング/【向井】三島和也(Tatanca)、【松坂】鈴木のり子、【柄本】MICKEY、【窪田】大石裕介(Der GLANZ) 衣装協力/【向井】FREE'S SHOP 神南店(03-5456-3271)、【松坂】ジャケット、Tシャツ、パンツ(Jackman/ヒットユニオン・03-5773-5916)、スニーカ (フレッドペリー/フレッドペリーショップ原宿・03-5770-6920)、【窪田】カーディガン(SILENT・03-5216-6517)、カット ソー、パンツ(LAD MUSICIAN・03-6457-7957)、シューズ(STEP AHEAD・03-6379-4394)


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