ロイターより(以下一部抜粋)

> イタリア北部ベネチアのリド島で11日間の日程で開幕した世界最古のベネチア国際映画祭は2日目となる1日、マドンナ(53)が監督した「W.E.(原題)」やロマン・ポランスキー監督(78)のコメディー作品「Carnage(同)」などの話題作が上映された。

 「Carnage」に出演者はジョディ・フォスターやケイト・ウィンスレット、マット・ディロン、クリストフ・バルツなどのそうそうたる顔ぶれ。ポランスキー監督は欠席した。

 スイスの司法省は昨年7月、約30年前の米国での少女淫行(いんこう)事件で自宅軟禁に置かれていたポランスキー監督を釈放。監督は、当時13歳の少女 に薬物とアルコールを摂取させて淫行した容疑で逮捕・訴追されたが、その後に国外に逃亡し、昨年9月に映画祭で訪れたチューリヒで拘束されていた。

 1日にはこのほか、1930年代の日本統治下の台湾で起こった暴動を描いた実話に基づく作品「Warriors of the Rainbow: Seediq Bale(原題)」も上映された。