西田敏行、JAXAメンバーの偉業を「国民栄誉賞もの」と称賛 映画『はやぶさ』完成披露試写会
オリコンより(以下一部抜粋)>俳優の西田敏行、竹内結子らが5日、都内で行われた映画『はやぶさ/HAYABUSA』(堤幸彦監督 10月1日公開)完成披露チャリティ試写会前に舞台 あいさつを行った。西田は「元気を失った今の日本に元気をくれる、素晴らしい作品になっています」と大興奮。さらに、一緒に登壇した同作のモデルでもある 宇宙航空研究開発機構(JAXA)・的川泰宣名誉教授らに対して「もし、はやぶさが去年ではなく、2011年6月13日に帰還していたら、国民栄誉賞は JAXAの皆さんがもらっていたと思います。それほどの偉業を成し遂げたと思います」と称賛した。
【写真】竹内結子らキャストが登壇した舞台あいさつの様子
同作は、太陽系誕生の謎を解く手がかりとなる小惑星「イトカワ」のサンプルを日本に持ち帰るというミッションを成し遂げ、昨年6月に地球に帰還した小惑 星探査機「はやぶさ」と、そのプロジェクトに携わった人々の姿を描く。舞台あいさつには主要キャストの竹内、西田、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰 吾、堤監督のほか、同宇宙科学研究所教授・川口淳一郎氏、國中均氏、理学博士の斉藤潤氏が登壇した。
西田は「この映画はフィクションですが、映しだされていることは全て事実。違うのは役者が演じているというだけで、このすごいドラマは、本物です」と熱 弁。「イトカワ」のサンプルを持ち帰るというミッションを“子どものおつかい”に例え、内容の素晴らしさをアピールしたが、最後には「もしかしてしゃべり すぎちゃいましたか? すみません!」と照れ笑いを浮かべた。
“地味メイク”で宇宙科学研究所のスタッフを演じた竹内は、集まった観客を前に「毎回、出だし(完成披露)は緊張します」とはにかみながらも「はやぶさ が辿った、7年の道のりを体感できる作品。一緒に宇宙の旅をしていただけたら」とアピール。また、メガネをかけた人物が多く登場するといい「全国の“メガ ネフェチ”にはたまらない内容になっていると思います」と茶目っ気たっぷりに語った。
本作は東日本大震災直後に撮影を敢行。佐野は「人の命の大切さを考えながら撮影に臨んだ」といい、山本も「日本に勇気を与えてくれる映画」とコメント。 鶴見も「普段は自分の作品を観て泣くことはないんですが、今回は何度も涙が出そうになって、隠れて(涙を)拭いてました」と思い入れを語った。
この日は本作制作に関わった各社、製作委員会が招待した関連各社、個人、団体、一般からの招待者など、約900名が鑑賞。試写会で集まった寄付金は、毎日新聞東京社会事業団を通じ、日本赤十字社や東日本大震災の被災地の復興義援金として贈られる。
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JAXAって、こんなとこ。
一度見学に行ったことがあります。その時の記事はこちら から♪