オリコン より(以下一部抜粋)
>イタリアで開催中の『第68回ベネチア国際映画祭』で現地時間10日夕方(日本時間同日深夜)、歌手のCoccoが初主演を務めた『KOTOKO』(塚本晋也監督)が、斬新性と先鋭性のある作品を集めて競われるオリゾンティ・コンペティション部門の最高賞に当たるオリゾンティ賞を受賞した。
映画『KOTOKO』の塚本晋也監督
同作は、懸命に生きようともがくひとりの女性を描いた人間ドラマ。震災直後にクランクインし、同映画祭8日にワールドプレミア上映された。
受賞理由として「女性の壊れやすい心理状態、孤独感と現代的な都市の有り様を、ジャンルにとらわれずに自由表現。塚本晋也は主人公に共感する強力なビジュアル言語を作り上げた」と賞賛している。