サーチナ より(以下一部抜粋)
> 9月16日、中国で初の海外コンサートを成功させた、日本の国民的アイドルユニット・SMAPの5人。台湾でも長年の人気を誇っているユニットだけに、各メディアが芸能欄のトップでコンサートの成功を報道した。
日刊紙「蘋果日報(アップル・デイリー)」は「ジャニーズ事務所のトップユニット・SMAPが海外初コンサートの場を中国に選び、日中友好にひと役かった。コンサート前に行われた記者会見では、草なぎ剛が“北京ダックとホイコ―ローがすごく食べたい!”、木村拓哉が“何度も中国で撮影しましたから、雰囲気には慣れています”と発言するなど、中国へ向けた発言を披露。コンサート会場となった北京工人体育場は4万人のファンが来場し、「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」など3曲を中国語で歌って大サービスした。またコンサート翌日に帰国しなければならないことを嘆いた木村は、「不到長城非好漢」という名言を用いて、“万里の長城に行けないので、男になれない”と話していた」というエピソードを伝えた。
Webニュース・中廣新聞網(BCC World Wide)は、「1988年結成のSMAPが北京で初の海外公演を行い、中国を舞台に魅力あふれるパフォーマンスを披露した」と報道。「“加油日本、感謝中国、亜州一家!(頑張れ日本、ありがとう中国、アジアはひとつ!)”をスローガンに、中国語で歌う場面もあった。また東日本大震災の話題にも触れ、早い復興を誓うと共に中国の支援に感謝の気持ちを伝えた。過去に上海万博の受け入れ態勢や尖閣諸島の問題で2度もコンサートが中止になったSMAPだったが、2012年の日中国交正常化40周年を前に、中国の大衆の好感度につながるイメージアップの先駆けになる」と伝えた。
民視(民間全民電視、FTV)のウェブニュースは、台湾スター・林志玲(リン・チーリン)がコンサートにゲスト出演したことを大々的に報道。「木村拓哉とドラマ共演し、友人関係を続けているチーリン。チーリンの登場や中国語曲「月亮代表我的心」の熱唱、持ち歌を中国語で披露するなど中国のファンを満足させ、大絶賛を浴びるパフォーマンスを披露した。メンバーの誠意が100%伝わるコンサートだった、と観客は大興奮していた」と報じている。