俳優ゲイリー・オールドマン、ウェブ・チャットでファンと交流し『ダークナイト ライジング』や監督第2作案など赤裸々に語る
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>元祖カメレオン俳優のゲイリー・オールドマンが、映画『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(原題)/ Tinker Tailor Soldier Spy』の米国公開(9月16日)を記念し、empireonline.comが企画したウェブチャットに登場し、約40分間にわたってファンの問いかけに応じた。質問内容は監督作第2案や、新作『ダークナイト ライジング』について、そして趣味など多岐にわたった。
ゲイリー・オールドマン出演(声)映画『カンフー・パンダ2』写真ギャラリー
映画『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(原題)』で最も好きなのは、「コリン・ファースとのラストシーン」だという。また「同作の撮影後はしばらくオフにするつもりでいる。けれども、この30年間というもの次にどのようなオファーがくるかわからないことが多かった。だから、次回作についても同じだろう」と述べた。そして役柄を引きずることはないのか?といった問いに対し「衣装やメイクをとったらオフになる。自宅に仕事は持ち込まない」のだと簡潔に返答していた。
ゲイリーは、1997年には自分の経験を元に脚本を執筆し、初の監督業にも臨んだ映画『ニル・バイ・マウス』を完成させ、カンヌ国際映画祭パルムドール候補となった。そのため監督作第2弾を問われると、「企画はあるんだよ。ただ、実現するには、あと2、3年かかりそうだな」と答えながらも、具体的な内容については明かさなかった。そして多くのファンを持つ映画『レオン』の続編企画があったとしても「出演はしないと思う」とも。また、映画『インセプション』などの奇才クリストファー・ノーラン監督による映画『ダークナイト ライジング』の出演者として裏話を聞き出そうとすると「守秘契約を結んでいるから無理なんだ」と慎重かつ丁寧に答えた。
質問者は当然のように彼のファンが多く、彼の出演作にちなんだ質問も寄せられた。
・ホグワーツ魔法学校で入寮するならば「グリフィンドール」(映画『ハリー・ポッター』シリーズ)
・好きなサンドイッチは「チーズ&ピクルス」(映画『トゥルー・ロマンス』)
趣味や自身のことになると守秘などの制限がないため饒舌だ。ゲイリーの趣味のひとつである写真について。「米写真家のロイ・デッカレイヴァ氏が僕のお気に入り。自分で写真を撮るのも好きで、ロンドンにあるポール・スミスのギャラリー「No.9」では(自作の)モノクロ写真が展示されている」とのこと。
・リラックス法は音楽を聴くこと。それにギター、ピアノを弾くこと
・映画はピクサー作品からパゾリーニ監督作まで幅広く鑑賞する
深夜1時からスタートしたチャットは限定500人が入室できるものだった。そのやりとりの一部が、抄録として同サイトに掲載されている。