スポニチアネックス より(以下一部抜粋)


> 撮影嫌いで知られるジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(79)が24日、自身の顔写真を初公開した。ギネスブック2012年版に掲載されることになった一枚で、一部メディアによる隠し撮り以外の写真が公になるのは初めて。喜多川社長は「隠し撮りされたのが悔しくてしようがなかったから」と話している。

 写真は今年に入ってから撮影され、キャップを目深にかぶったサングラス姿。ギネスブックは、喜多川社長を「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」として、00年から10年まで計8419公演を手掛けた記録を紹介。「最も多くのNo・1シングルをプロデュースした人物」にも認定している。

 喜多川社長はこれまで「裏方の人間は表に出るべきではない」という考えから、メディアへの登場を一貫して拒否。撮影無しの取材には応じてきたが、一般的には素顔はベールに包まれていた。

 今回の認定はギネス社側から打診があり、昨年夏に申請した。「世界一」と認定されたことに「80年間のショービジネスに懸けた人生が立証されたような喜びを感じる」と感激。「これだけのショービジネスをやっている人は世界でもいない。記録が超えられることはないんじゃないかな」と振り返り、近藤真彦や光GENJI、嵐ら多数の男性スターを育成した希代のプロデューサーとしての自負も見せた。

 一方で「ギネスに認定されることは外国のショービジネスで権威付けになる」といい、自身のギネス認定を所属タレントの海外進出の足掛かりにする狙いがあることも明かした。認定を受け、「来年にでも(自身がプロデュースする)作品をラスベガスに持って行きたい」と意欲を見せ「海外進出に向け命ある限りやっていきたい」と力強く語った。