Movie Walker より(以下一部抜粋)


>1924年にFBI初代長官として任命され、1972年に亡くなるまで、その職務を半世紀近くも務めたジョン・エドガー・フーバー(J・エドガー)の半生を描く『J・エドガー』(全米11月9日公開)が、日本で2012年1月28日(土)より公開されることが決定した。

主人公J・エドガーを演じるのは、オスカー候補に三度も挙がったレオナルド・ディカプリオ。過去に二度の米アカデミー賞に輝いたクリント・イーストウッドが監督を務め、実写映画化した。J・エドガーは、就任当時のカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで、8代の米国大統領に仕えた人物で、FBIを今のような影響力を持つ巨大な組織へと発展させ、現在に至るまで最も長く政府機関の長を務めた人物でもある。この度、レオナルド・ディカプリオ演じるJ・エドガーのシーン画像が初公開された。多くの人の注目が集まる中、公聴会のような場面で険しい表情で答えている。

脚本は『ミルク』(08)で同賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック。『21グラム』(04)でオスカー候補に挙がったナオミ・ワッツが、J・エドガーの秘書を長年務めたヘレン・ガンディーに扮し、『恋におちたシェイクスピア』(99)で同賞に輝いたジュディ・デンチがJ・エドガーの過保護な母親アン・マリー・フーバーを演じる。また、J・エドガーの寵愛を受けたクライド・トルソンを『ソーシャル・ネットワーク』(11)のアーミー・ハマーが、政敵でもあったロバート・F・ケネディを人気テレビシリーズ「バーン・ノーティス」のジェフリー・ドノヴァンが、伝説の飛行士チャールズ・リンドバーグを『かぞくはじめました』(日本未公開)のジョシュ・ルーカスがそれぞれ好演。リンドバーグの息子が誘拐された事件は、FBIのイメージを覆すきっかけにもなった。

その他、人気テレビシリーズ「Justified」のデイモン・ヘリマン、テレビ映画「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」のケン・ハワードなどが出演している。製作はイーストウッドのほか、『フロスト×ニクソン』(09)で米アカデミー賞候補になり、『ビューティフル・マインド』(02)で同賞を獲得したブライアン・グレイザー、『ミスティック・リバー』(04)と『硫黄島からの手紙』(06)で同賞にノミネートされたロバート・ローレンツが担当し、製作総指揮をティム・ムーアとエリカ・ハギンズが務める。撮影のトム・スターン、美術のジェイムズ・J・ムラカミ、編集のジョエル・コックスとゲイリー・D・ローチ、衣装のデボラ・ホッパーなどイーストウッド作品の常連が顔をそろえ、イーストウッド監督を支える。


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