櫻井翔、就職難にあえぐ学生たちにエール!「自分も20~22歳のころは漠とした不安があった」と意外な告白も
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>観客動員数130万人を突破しロングラン上映が決定した映画『神様のカルテ』で主演を務めた櫻井翔が27日、新宿バルト9で学生たち約150人を前に行われた大ヒット記念イベントで、学生たちの悩みに「自分も20~22歳のころは将来に漠とした不安があった」と自身の経験を交えながら真剣に回答した。
映画『神様のカルテ』写真ギャラリー
「学生たちにぜひ本作を観てほしい」という櫻井本人の意向で行われた本イベント。嵐として芸能活動を行いながら、大学生活も送っていた櫻井は「試験と撮影が重なると大変だった。睡眠時間がなくて、頭を洗いながら寝てしまったり、立ったまま寝てしまったことがあった」と多忙な日々を振り返ったが、「試験前は友達とファミレスに集まって勉強していました。結局はしゃべっている時間の方が長かったのですが、一人で勉強するより楽しかったですね」と懐かしそうに目を細めていた。
そして行われた質疑応答で、進路に迷いがあるという学生の悩みに対し、櫻井は「20~22歳ごろ、これから自分はどうしていきたいのか? どうなるのか? という漠とした不安はありました」と意外な心境を告白する。さらに、年齢を重ねると共に増す責任を重圧に感じたことも明かしたが「僕には(嵐という)運命共同体が4人いて、支え合いながら活動しているので、苦しみが5分の1に軽減されているかもしれない。皆さんもそれぞれ信頼できる友人と、支え合いながら過ごしていくのではと思います」と仲間とのきずなの大切さを訴えた。
就職が決まらなくて焦っているという学生に対しては、「僕の小さいころからの友達も就職が決まらず、近くで見ていたので不安がよくわかる」としみじみ共感し、「僕は大学で4年間勉強したことよりも、お昼休みに友達と過ごした時間の方が残っている。今は焦りがあって余裕もないと思うが、就職が決まったら友達と旅行などに行って、たくさん思い出を作ってください」と優しくエールを送るなど、時間が許す限り学生たちの相談に真摯(しんに)に応え続けた櫻井だった。
『神様のカルテ』は、アイドルグループ嵐の櫻井翔と宮崎あおいが夫婦を演じ、地方医療の現実と向き合いながら成長する医師の姿を描く感動のヒューマンドラマ。(肥沼和之)
映画『神様のカルテ』は全国公開中