NEWS ポストセブン より(以下一部抜粋)
2010年11月に放送されたTBSの開局60周年を記念した5夜連続の橋田壽賀子さんが(87)脚本のドラマ『99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~』。その主役に抜擢されたのがSMAPの草なぎ剛(37)だった。
同作は橋田賞の大賞を受賞。今年5月に行われた授賞式で男泣きを見せたほど、草なぎはこの作品に懸けていた。草なぎの起用について橋田さんはこう話す。以下、「 」内は橋田さんの談。
「このドラマは、5年ほど前から構想を練っていたのですが、主役を誰にするかで、私の脳裏に真っ先に浮かんだのが草なぎくんでした。あの役は、香取慎吾くんでも木村拓哉くんでもない。とにかく、あのじーっと耐える感じは、草なぎくんにしか出せない。彼しかいないって思ったんです。実際やってみると、とにかく素晴らしい演技で、私が書いた脚本以上に素敵なドラマにしてくれました。彼が演じると本当に泣けるんです」
しかし、ドラマが完成するまでには紆余曲折があった。草なぎはドラマ撮影が始まる直前の2009年4月、泥酔騒動を起こしてしまう。このとき、彼に手を差し伸べたのが橋田さんだった。
「実はあの騒動があって、TBS側から『ドラマの主役を代えよう』という打診がありました。でも、私は『草なぎくんでいい』と一蹴しました。だって、そんな大袈裟にいうことではないし、ちょっと酔っ払って、お家と間違えて公園で裸になっただけ。脱いだ服をきちんと畳んでいたっていうのは、草なぎくんらしくていいじゃないですか。
ドラマの収録が終わってからも、草なぎくんは熱海に私を訪ねてくれて、ステーキハウスで一緒に食事をしたこともありました。そのときに私が、彼にお酒を勧めても、『いや飲みません』と頑なで、本当に一滴も飲まないの。騒動があってからお酒を飲まないことにしたみたいで、クソ真面目な顔で、食べるだけなの」
9月16日に行われたSMAP北京公演に“応援団長”にという立場で参加した橋田さんは、さらにこんなエピソードも披露した。
「北京での中国の要人との食事会でも一滴も飲んでいなくて、ちゃんと守っているんだなって感心しました。彼のそういうストイックなところが好きなんですよね。草なぎくんっていうのは、世俗にまみれていない。純朴っていうか、少年の心のまま大人になった感じなんですよ」
※女性セブン2011年10月13日号
同作は橋田賞の大賞を受賞。今年5月に行われた授賞式で男泣きを見せたほど、草なぎはこの作品に懸けていた。草なぎの起用について橋田さんはこう話す。以下、「 」内は橋田さんの談。
「このドラマは、5年ほど前から構想を練っていたのですが、主役を誰にするかで、私の脳裏に真っ先に浮かんだのが草なぎくんでした。あの役は、香取慎吾くんでも木村拓哉くんでもない。とにかく、あのじーっと耐える感じは、草なぎくんにしか出せない。彼しかいないって思ったんです。実際やってみると、とにかく素晴らしい演技で、私が書いた脚本以上に素敵なドラマにしてくれました。彼が演じると本当に泣けるんです」
しかし、ドラマが完成するまでには紆余曲折があった。草なぎはドラマ撮影が始まる直前の2009年4月、泥酔騒動を起こしてしまう。このとき、彼に手を差し伸べたのが橋田さんだった。
「実はあの騒動があって、TBS側から『ドラマの主役を代えよう』という打診がありました。でも、私は『草なぎくんでいい』と一蹴しました。だって、そんな大袈裟にいうことではないし、ちょっと酔っ払って、お家と間違えて公園で裸になっただけ。脱いだ服をきちんと畳んでいたっていうのは、草なぎくんらしくていいじゃないですか。
ドラマの収録が終わってからも、草なぎくんは熱海に私を訪ねてくれて、ステーキハウスで一緒に食事をしたこともありました。そのときに私が、彼にお酒を勧めても、『いや飲みません』と頑なで、本当に一滴も飲まないの。騒動があってからお酒を飲まないことにしたみたいで、クソ真面目な顔で、食べるだけなの」
9月16日に行われたSMAP北京公演に“応援団長”にという立場で参加した橋田さんは、さらにこんなエピソードも披露した。
「北京での中国の要人との食事会でも一滴も飲んでいなくて、ちゃんと守っているんだなって感心しました。彼のそういうストイックなところが好きなんですよね。草なぎくんっていうのは、世俗にまみれていない。純朴っていうか、少年の心のまま大人になった感じなんですよ」
※女性セブン2011年10月13日号