映画.com より(以下一部抜粋)
> NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が9月30日、スタジオ収録のクランクアップを迎え、東京・渋谷の同局内で行われた記念セレモニーに主演の上野樹里、水川あさみ、向井理が出席した。この日は乗馬に出かける江(上野)と秀忠(向井)を、江の姉・常高院(水川)が見送る江戸城のシーンが撮影され、水川がオールアップ。上野と向井もスタジオでの収録を終え、10月4日に行われる長野ロケをもって撮了となる予定だ。
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上野は、「皆さんお疲れさまでした。そしてありがとうございます。今日でスタジオとお別れということで、正直まだ実感はないんですが、これから時間をかけて実感していくのだと思う」としみじみ。乗馬や所作、セリフ回しにも苦労したといい「初めての挑戦や大変なこともあったが、少しずつ(役柄の)感情に集中することができた。最後はこうして穏やかな笑顔で終わることができ、いい1年だったと思います」と感激もひとしおだ。
約半年間、本作にかかわった向井は「自分の今後の幅にもつながる仕事だった」と述懐。「帰ってくるのは難しいことかもしれないが、また戻ってこられるよう頑張りたい」と大河ドラマへの再出演を誓った。一方の水川は「よくやってこられたなと自分をほめてあげたい」と自画自賛。大河出演は「心の筋トレ」だったといい、「達成感でいっぱい。それもスタッフの皆さんのおかげ」と感謝しきりだった。
大河ドラマ第50作にあたる本作は、織田信長の妹・お市と浅井長政との間に生まれた3人姉妹の末っ子・江が、幾度となく結婚を余儀なくされながらも、徳川第2代将軍・秀忠の正室となり、江戸城に大奥をつくりあげるまでの一生を描く。
「江~姫たちの戦国~」最終回はNHK総合で、11月27日午後8時から放送(時間拡大)。