>京極夏彦さんの小説「ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔」が14日、発売される。同作は10年に劇場版アニメ化もされた小説「ルー=ガルー 忌避すべき狼」の10年ぶりの続編で、単行本(3360円)、ノベルズ(1470円)、文庫(2冊各735円)、電子書籍(2冊各700円)という講談社で初めての4形態同時発売となる。
【写真特集】京極さんの電子書籍出版会見
前作「ルー=ガルー」は、情報端末で完全に管理された社会を舞台に、謎の連続殺人事件が発生。巻き込まれた少女たちが真相に挑むという物語。「2」は、前作の事件から3カ月後、凶暴化する児童、未登録住民の暴動など謎の事件が次々と起こり、再び少女たちが事件に立ち向かう物語が描かれる。
講談社は今後、書籍と電子書籍を同時発売していく方針を打ち出しており、今回の4形態同時発売はその先駆けとなる。さまざまな形態で同時展開することでより幅広い読者をつかむ狙い。
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