シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
> 5日、来年1月より公開予定のNHK大河ドラマ「平清盛」のスタジオ取材会がNHK放送センターで行われ、清盛役の松山ケンイチほか、中井貴一、和久井映見、中村梅雀、豊原功補が登場し、松山の新婚らしい撮影裏話が暴露された。
松山ケンイチ主演!映画『うさぎドロップ』場面写真
劇中、清盛の生家である「忠盛(清盛の義父)の館」のセットに、扮装(ふんそう)で登場した出演者たち。8月19日から撮影に入っている松山は「瀬戸内海での船での撮影など、これまで大変なロケが続きましたが、清盛がどういう人物で何を考え、何を大事にしているのかつかむことができた」と手ごたえを感じている様子。そして「平家の皆さん(共演者たち)はすばらしい面々。自分自身すごく楽しんで撮影させてもらっています」と笑顔を見せた。一方、清盛の父・平忠盛役の中井は「僕は松山ケンイチという俳優が好きなのですが、俳優というより人間としてすごく好き。青森で育った彼の朴訥(ぼくとつ)とした感じが平清盛の人物像と合致していて、人間味のある平清盛になると感じています」と期待を寄せる。すると松山は「しっかりやれとプレッシャーをかけられているようで、脇の下に汗をかきますね」とコメントして笑わせた。
そして松山を褒めつつも、裏話を暴露したのは中村。「ケンイチ君の持っている素朴さ、まっすぐ、一生懸命さや負けん気が清盛にぴったり合っている。(松山が)大河ドラマ初体験というひとみの輝きもそのまま生きていて、生き生きした清盛になると思います」と語った後に、「先日、清盛が連れ合いを親に紹介して、結婚の許しを得るシーンをリハーサルした。そうしたら(松山が)『思い出すなぁ』と言っていて、『何言ってんだこの野郎』と思いました」と小雪を妻に持つ新婚・松山にツッコミを入れるなど、会見は終始和やかな雰囲気で行われた。そして最後に一同は「やるぞー!」と息の合った掛け声で、それぞれの意気込みを表していた。