サーチナ より(以下一部抜粋)

 俳優の石橋凌(55)が12月7日に発売する初のソロアルバムで、歌手の福山雅治(42)が参加したことが分かった。

 福山が参加したのは、ARB時代の楽曲である「AFTER’45」のボーナスバージョンで、ギターとコーラスを担当した。石橋は「どれも福山君の意識の高さと、又、成長ぶりに感心していました。今回のレコーディングへの参加と思い溢れるパフォーマンスに、心から感謝しています」。福山は「この歌に出会わせて頂いて、本当に有難うございます」それぞれコメントを寄せている。

 ソロアルバムの内容は、石橋作詞・作曲による新曲7曲に加え、名曲「AFTER’45」「魂こがして」などのARB時代の石橋作詞・作曲のセルフ・カヴァー5曲を含む、全12曲。更に、ボーナス・シングルには、福山がギターとコーラスで参加した「AFTER’45」の別ヴァージョンを収録。福山が「オーディションでも歌った、とても想い出深い曲」と言う、熱い想いが溢れる、哀愁のあるヴァージョンに仕上がった。

 今回の福山の参加は、かねてからARBのファンであった福山と石橋が2010年1月より始まった「龍馬伝」で再会し、ソロアルバムの制作中であったことも重なり、福山のデビューのきっかけともなったAFTER45でのコラボレーションが実現した。

 今回のレコーディング・メンバーは、ドラムスに元ザ・ルースターズの池畑潤二、ギターにTHE GROOVERSの藤井一彦、ベースにヒートウェーヴの渡辺圭一、キーボードに伊東ミキオ、SAXやホーンセクションで梅津和時、ジャズ界から板橋文夫をピアノに迎えた百戦錬磨の実力派による豪華布陣が固めた。

 なお、初回生産限定盤は特殊仕様の豪華盤となり、石橋の近年の音楽・俳優など多岐に渡る活動を収録した、未公開映像満載のドキュメンタリーDVDが付録されている。更にアルバムと同時期発売で、おすぎ(映画評論家)、青木崇高(俳優)、黒田征太郎(イラストレーター)との対談も挿入される「表現者 ~我 語る 魂こがして~」(出版社カンゼン)という自伝本も出版され、今回のアルバムからの未収録楽曲のCDが付録される予定だ。