ギズモード・ジャパン
より(以下一部抜粋)
※編集部からの注意:怖いのが苦手な方は注意してくださいねー!
今時のお化け屋敷はこんにゃくもゴムバットも皮むいた葡萄(ボールに満たして手を突っ込むと目玉っぽい)も使わず、ひたすら心の臓にくる恐怖・悪夢を再現してくるから怖いのなんの!
【動画付き記事】
でも暗いから怖いんであって熱感知カメラで撮ったら怖くないんじゃ...
ずっとそう思っていた僕は今回この持論を検証してみることにしました!
撮影させていただいたのはNYマンハッタンで今話題の停電幽霊屋敷「Blackout Haunted House NYC」です。良心的スタッフのみなさんに館内撮影OKもらって、いざGO!
最初はとりあえずカメラ持たずに館内をひとりで回って下見しました。館内はグループ移動禁止で、最初から最後までひとりで周らないといけない強制ルールなのです。いやほんとマジ怖くて不快な体験でしたね。戦慄のモーメントが未だに脳裏にベットリ焼き付いて離れないよ~、ひ~。
続きまして熱感知カメラ持って再トライです。
二度目で次に何が来るか分かってんだし、見えるんだし、今度は大丈夫でしょ...と思った自分が馬鹿でした...なんと暗視できる方が怖いんです、でら怖...!
長い廊下の後ろからバッファロー・ビル(羊たちの沈黙の皮剥ぎ男)みたいな格好のカオナシがゆっく~りヒタヒタ寄ってくるのを熱感知カメラで見た時にはもう全身粟立ちまくりでしたよ!
いやあ...熱痕跡の顔がこんな怖いとは思わなんだ...顔のない顔って裸眼で見るよりよっぽど気味悪いのね...「最近お化け屋敷もマンネリだな~」って人には暗視ギアいいかも。おすすめ。
「Blackout...」はハロウィーンで肝試ししたい方のために10月31日まで毎晩営業中(火曜定休)です。場所はNYミッドタウン。18歳未満お断り。チケットは前売り購入マスト(料金は時間によるけど40~60ドルの範囲です)。入館に際しては免責事項にサインし、どっちゃりある規則にも同意しなくてはなりませんけど、本物の恐怖体験求めている人には「僕が今まで歩いた中で一番怖かった」と保証しておきますよ!
撮影に使ったのはFLIR社のScout-TSシリーズ(日本語製品情報)です。望遠過ぎて室内ではほとんど使えませんでしたね...レビューはまたの機会に。
参考記事:http://us.gizmodo.com/5849516/the-scariest-haunted-house-ever [GIZMODO米版]
(satomi)