サンケイスポーツ より(以下一部抜粋)
> BoA(24)、東方神起、少女時代ら韓国の大手芸能事務所、SMエンタテインメントの所属歌手が一堂に会する「SMTOWN LIVE」が現地時間23日夜、米音楽の聖地であるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われた。同所初の韓国音楽興行に加え、会場は待ちわびた現地ファン約1万5000人で超満員。韓国語で大合唱がわき起こり、K-POPがエンターテインメントの本場を席巻した。
ジョン・レノンやローリング・ストーンズら数々のビッグネームが名を刻み、世界中のアーティストが最終目標とするMSG。紙吹雪が舞うエンディングに出演者全員で「光(Hope)」を大合唱し、東方神起のユンホ(25)が「カムサハムニダ!!(ありがとうございます)サンキュー、ニューヨーク!!」と叫ぶと、観客は総立ちで拍手を送り、地鳴りのような大歓声が…。目と耳の肥えたニューヨーカーたちがSMファミリーを認めた瞬間だった。
「SM-」は2008年から韓国、米国、中国、日本、フランス、タイの6カ国で約39万3000人を動員したアジア最大規模の音楽フェスティバル。米国は昨年9月のロサンゼルスに続き2度目。137年の歴史を持つMSGのメーン会場・アリーナにアジア人歌手が立つのは85年に米バンド、モトリー・クルーの前座を務めたロックバンド、LOUDNESS以来で、韓国人アーティストは初めてだ。
それだけにBoAは「08年に全米デビューして、まさかマディソン・スクエア・ガーデンでライブをするなんて…」と感慨深げ。夢舞台に立てる喜びをかみ締めた。
ライブ前には会見を開き、SUPER JUNIORのリーダー、イトゥク(28)が「ファンの応援がなければニューヨークまで来られなかった」と感謝すると、全米デビューが決まった少女時代のテヨン(22)は「これからも色んな国で少女時代を知ってもらい、K-POPも楽しんでもらえれば」と熱く抱負を語った。
登場した豪華8組の大トリは、やはり、出演者の中で唯一全米デビューしているBoAだ。全米デビュー曲「Eat You Up」などを熱唱。このほか、東方神起がセンターから宙づりで飛来すれば、少女時代は全世界同時配信中の新曲「The Boys」を美脚ダンスで披露。最後はSJのイトゥクが「アイ・ラブ・ニューヨーク!!また会いましょう!!」と再会を約束し、約4時間に及ぶ歴史的公演は大成功で幕を閉じた。