スポーツ報知 10月27日(木)8時1分配信

 ジャニーズ事務所社長で演出家のジャニー喜多川氏(80)が、帝国劇場の来年11~12月公演で新作舞台を手掛けることが26日、分かった。来年の同劇場のラインアップで史上最多の7か月分の公演を手掛けることになる。

 ジャニー氏が手掛ける帝劇公演は、1月の「新春 滝沢革命」(主演・滝沢秀明)、2~4月の「Endless SHOCK」(主演・堂本光一)のほか、未発表作品が1本決まっている。さらにジャニー氏はこの日、11~12月に新作ミュージカルを上演することを公表。1年の半分以上をジャニーズ作品が占めることになる。

 ジャニー氏によると、構想はすでに固まっているが、主演などは未定で「世界に通用するような作品にしたい」と意気込みを語った。23日に80代の大台となったが「昔は毎週ミュージカルを作っていた時代もあった。大変なんて言ってられない」とショービジネスへの情熱は増すばかりだ。

 この日、都内で「Endless SHOCK」の製作発表が行われ、主演のKinKi Kids・堂本光一(32)、共演の内博貴(25)、神田沙也加(25)、少年隊・植草克秀(45)が出席。来年1月に帝劇以外では初めてとなる博多座公演を行い、帝劇と合わせ4か月連続公演となるが、堂本は「今年震災の日に中止になったまま止まってしまっている。その日から何が正解かすごく考えさせられた」と意気込みを語った。