映画.com より(以下一部抜粋)


>ブラッド・ピット主演の「マネーボール」が10月30日、第24回東京国際映画祭のクロージング作品として上映され、ベネット・ミラー監督とプロデューサーのレイチェル・ホロヴィッツが舞台挨拶に立った。

【フォトギャラリー】ベネット・ミラー監督らが登壇した舞台挨拶の模様はこちら

 映画祭の授賞式の興奮が冷めやらぬ会場に登場したミラー監督。「東京国際映画祭にお招きいただきありがとうございます」と来日の喜びを語り、「ここでの上映がアジアで初めての上映となります」と誇らしげに明かした。

 これから映画を鑑賞する観客に向けては、「決して話すのを嫌がっているわけではないんですが(笑)、上映前なので」と前置きした上で「映画そのものがコミュニケーションの手段であり、多くを語ることができるものだと私は思います。どうかこの映画を体験し、見守り楽しんでください」と多くを語らずに期待をあおった。

 プロディーサーのホロヴィッツも「私も監督と同じ意見ですが、見ていただければ彼がアメリカで最高の監督であると感じてほしい。野球を知らない方にもぜひ楽しんでいただければ」と作品への自信をうかがわせた。

 映画は、これまでの常識を打ち破る独自の理論でメジャーリーグのオークランド・アスレチックスを常勝軍団に導いた実在のGMビリー・ビーンの姿を描いており、11月11日の公開直前にはブラッド・ピットが来日する予定。