『ハリポタ』最強キャラクターはマクゴナガル先生!?この強さを見よ!原作者が明かす!-初公開映像
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
> 映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のDVD&ブルーレイが11月16日に発売されることを記念して、登場キャラクターの一人、マクゴナガル先生に込めたメッセージについて原作者のJ・K・ローリングが語る特別映像が解禁された。同作では生徒たちを救うために果敢に戦いに挑むなど、マクゴナガル先生はまさに女性の強さを象徴するようなキャラクターとなっている。
マクゴナガル先生はシリーズ最強!?『ハリポタ』特別動画PART2
映画版ではマギー・スミスが演じたミネルバ・マクゴナガルは、シリーズ第1作の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』からシリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで、すべての作品に登場するホグワーツ魔法魔術学校の女教師。生徒の生活態度に厳しい反面、生徒たちを思う気持ちも人一倍で、シリーズを通して、ハリーたちの味方として、支え続けた人物だ。
そんなマクゴナガル先生のシリーズ最大の見せ場は、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で、ホグワーツを支配したセブルス・スネイプに戦いを挑む場面。原作者のローリングは、このシーンについて草稿段階ではスネイプと対峙(たいじ)するのはハリー・ポッターだったが、書き直したことを告白。「(マクゴナガル先生は)彼女の力を見せつける瞬間を得ました」とその意図を説明すると、「(戦闘から)女性を疎外するのは好きではないですね。女だって戦える。私はそれを言いたかったのです」とマグゴナガル先生の行動に込めたメッセージを明かしている。
寮監を務めるマクゴナガル先生は、寄宿生活を送るホグワーツの生徒にとって、母親的役割を担う人物でもある。生徒を守るために果敢に戦うその姿は、まさに母性の表れ。結果的にはホグワーツの校長となったことで同シリーズにおける女性の強さを象徴する存在ともなっており、サブキャラクターとはいえ、マクゴナガル先生が同シリーズで果たした役割の大きさは計り知れないものがある。
第6作の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』まではすべて1作完結だっただけに、最終作を2部作にすることについては発表直後から賛否両論が巻き起こった。だが、メインキャラクターだけでなく、シリーズを語る上では決して欠かせないマクゴナガル先生のようなキャラクターについてしっかり描くためには2部作にすることは必然だったのだと思わされる今回の特別映像。それもすべては、映画の製作陣が原作者の意図を的確にくみ取ったからこそ。そういった意味で、この『ハリー・ポッター』シリーズは、小説と映画の最高のコラボレーションといえるかもしれない。(編集部・福田麗)
DVD&ブルーレイ『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は11月16日発売 税込み価格: 2,980円(DVD)、3,980円(DVD&ブルーレイセット)ほか複数仕様あり