シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>6日、千代田区のベルギー王国大使館で映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』×雑誌「CanCam」30周年スペシャルコラボイベントが行われ、CanCam卒業生で、現AneCanモデルの押切もえ、蛯原友里が出席、蛯原が「タンタンのような好奇心の旺盛な子どもとかも欲しいですね」とコメントする一幕があった。この日はほかに、現役CanCam専属モデルの舞川あいく、安座間美優、平山美香らも出席した。

映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』場面写真

 1982年創刊のCanCamは、30年もの間、日本中の女の子の「かわいい」をけん引してきた人気ファッション雑誌。一方の「タンタンの冒険」は1981年に『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》 』との類似性を指摘されたスピルバーグが原作を手に取り、「これは絶対に自分の手で映画化しなくては!」と決意してから30年という月日を数え、ようやく完成した作品。
 
 これまでルイ・ヴィトンを筆頭に数々のブランドとコラボしてきたタンタンにとって、CanCamはまさに最適なパートナー。この日は、そんな互いの「30周年」をお祝いしようとCanCam読者60名が集合する「セレブパーティー」が行われ、何とベルギー大使館を貸し切り。極上のベルギー料理、スイーツを楽しむために、参加者もそれぞれがドレスアップ、会場は華やかな雰囲気となっていた。そんな中で集まったCanCamモデルたち5人の衣装は黒のミニスカドレス姿。中でも押切の帽子、蛯原のリボンはCanCamカラーである赤となっており、シックなデザインにちょうどいいアクセントをつけていた。

 ベルギー大使館で行う映画イベントは珍しいだけあって、押切も「なかなか来られるところでないので、(大使館の)玄関に立った時に気がひきしまりました」と上気した表情。久々となるCanCamイベントにも「今日は突然お邪魔した形ですが、読者の皆さんに会えてよかった。最初の時は仕事がなかったり、モデルとしても駄目だと言われたりしたこともありましたが、そんなときも周りの人に支えていただいて。CanCamは大きな学校であり、お家です」と切り出すと、蛯原も「CanCamは、エビちゃんという存在を育ててくれた大切な場所なので、今度は読者のみなさんと一体になって育てていけたらと思っています。ずっと見守っているので、お願いします」とCanCamに対する愛情を切々と語っていた。

 そしてイベント後、報道陣からの取材に応じた蛯原は「タンタンのような少年の母親になりたくない?」と質問を受けて、「なりたいですね。すごく好奇心の旺盛な子どもとかも欲しいですね」とコメント。タンタンの冒険にすっかり母性をくすぐられた(!?)ようだ。

 本作は数多くの名作を生み出したスティーヴン・スピルバーグが世界中で愛されている漫画「タンタンの冒険」を映像化した冒険ファンタジー。17世紀に姿を消した帆船ユニコーン号の模型を手にした少年タンタンが、愛犬スノーウィと共にその行方を追う姿を生き生きと映し出す。(取材・文:壬生智裕)

映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は12月1日より全国公開


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